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山口蓬春展 [美術]


HPより<新しき日本の伝統美、その時代を超えて   大正、昭和の画壇で新しい日本画の創造に力を尽くした山口蓬春(やまぐちほうしゅん)画伯の代表作約50点を一堂に集め、半世紀にわたった画業の足跡をたどります。>

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名前は聞いたことがあるような、ないような?その程度でした。名前からしていかにも日本画家という感じ。でもそのチラシを見てポップなクマに興味を持ちました。 朝日友の会で無料で友人と訪れました。

最初は油絵を描いていたそうですが指導教授から日本画を勧められ転科したそうです。初期の油絵も展示されていましたがそれはそれでいいなぁ、と思いました。 才能がある人は何をやっても素晴らしいです。

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ちょうど学芸員の方のギャラリートークが始まったところでした。 ちやほやされるのが嫌だそうで常に現状に満足することなく新しいことに挑戦していったそうです。 日本画でも光の表現を取り入れたり、巻物で四季を描くのは普通ですが縦長で上から冬・秋・夏・春と四季を描いた作品もありこれは珍しいとのことでした。他にもいろいろお話がありましたが書きとめてもいないので忘れてしまいました。


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画室を再現してありました。

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神戸ファッション美術館 [地域]

「Flowers モードに咲く花」が開催されていた神戸ファッション美術館が入っている建物です。円盤みたいな建物、目を引きます。

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中もまた凄いです。これはホールなんでしょう。

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天井

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「フェリシモ500色の色えんぴつで彩るフラワー・タペストリー・プロジェクト」下の写真の右がそのタペストリー。入館証と共に花の塗り絵が渡されます。塗り絵をした花をここに貼っていくのです。フェリシモの500色鉛筆。塗りやすかったです。童心に戻りました。


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同じ建物内にある神戸ゆかりの美術館では「ヒグチユウコ展」が開催されていました。私は初めて知る人でしたがかわいらしいので思わず写真を撮りました。こちらには入っていません。

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そして「KH FASHON BOX」のスペースがありました。コシノヒロコさんが名誉館長をされているそうです。この方も個性的ですね。水墨画も実物をみたいと思っています。

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Flowers モードに咲く花 [美術]



HPより<神戸ファッション美術館では、このたび夏休み特別企画展「Flowers(フラワーズ)モードに咲く花」を開催します。古来、世界中の人々に愛されてきた「花」。ファッションの世界でも、柄として衣装を彩り、デザイナーたちに豊かなインスピレーションを与えてきました。本展では「モードに咲く花」をテーマに、18世紀から現代までのヨーロッパやアジアの衣装、日本の着物、高田賢三らトップデザイナーの作品、帽子、靴、バッグなど約100点を紹介します。>



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華やかでした。中世の頃の衣装の刺繍もそして民族衣装の刺繍も細かくて美しかったです。特に民族衣装の刺繍は織りか染めかと間違うくらい遠目にはわかりませんでした。

上のポスターの真ん中のワンピースの模様はビーズ刺繍です。

靴や帽子、扇などの展示もありました。

靴といえば高田喜佐の靴も展示してありました。履きやすそうな靴で購入したいと思いながら出会いがなくて履いたことはありません。今も継続して市販はされているようですが・・・。

そして山口小夜子マネキンもあって懐かしくみました。世界的に活躍されてましたが急逝されて驚いたことを思い出しました。日本的な神秘的なモデルでしたね。


まち針90万個を使用したスーラの『グランド・ジャット島の日曜日の午後』も圧巻でした。


「ナポレオン戴冠式」衣装(復元)は撮影可能でこれまた豪華な衣装でした。

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大山崎にてー追記あり [美術]




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この美術館の1Fバルコニーに時々?ミロの彫刻が展示されていたことがなんとなく記憶にあるのです。「ミロは彫刻もするんだ・・・。」と思ったことがあったのでした。 画家なら絵画だけでなくいろんな作品を製作することは多いです。 なんとなく興味があったので友人を誘って行ってきました。



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絵と同様、「???」と感じる作品ばかりでしたがそれもまたいいです。



ミロの年譜をみていたら1970年に大阪で開催された万博で「無垢の笑い」という陶板画が展示されていたという項目があってその後どうなってるのか気になりました。

調べてみるとガスパビリオンで展示されていてその後万博公園内の国立国際美術館に寄贈されたようです。現在肥後橋に移転し常設展示されていることがわかりました。「そういえば、あったよなぁ・・・。」エスカレーター越しにみえるのではなかったかな?遠くからみる感じでゆっくりと鑑賞したことはなかったです。多分写真OKだったと思うので今度行ったときに写真を撮っておきましょう。


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追記2019.10.10

国立国際美術館に行ってきたので「無垢の笑い」の写真を撮ってきました。 光りが入ってくるので上手く撮れてませんが。


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いつもの風景です。

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睡蓮が咲いてました。

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外の庭園。雨上がりだったので緑が一段と濃いです。

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友人といつもこの像をみて「誰の作品だったっけ?ジャコメッティではなかったよね?」と繰り返す始末です。なので作家名と作品名を一緒に載せておきました。

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この辺りを散策されていたご婦人2人と帰りのバスで一緒になりました。お昼をいただいたお店でその方たちと再度お目にかかることになり、「歴史資料館、ご存じですか?」と尋ねられました。初めて知りました。店主の方にその場所を聞かれていてすぐ近くにあることがわかりました。私たちもこの後、急ぐ予定がないので行ってみることにしました。


JR大山崎駅すぐ近くの妙喜庵というお寺に千利休の作で唯一現存する茶室「待庵」があるということはなんとなく知ってました。その待庵を複製した茶室が歴史資料館にあると教えていただきました。妙喜庵は予約しないと見学はできません。


歴史資料館の「待庵」の複製、見学してきました。中へは入れなくてにじり口から覗く感じです。ちょっと入っててみたい気がしました。

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大山崎についてはほとんど知らないので歴史にも疎くて資料館内の資料をみてもちょっとピンときませんでしたがこんなことでもないと訪れることはないので有意義でした。



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大大阪時代に咲いたレトロモダンな着物たち [きもの]



HPより <江戸時代後期から昭和戦前期まで、北前船の船主として(明治中期以降は汽船会社を経営)繁栄した大家七兵衛家には祖母・母・娘へと3代にわたって引き継がれた大正・昭和期の着物が数多く残されています。この貴重な着物類が、大阪くらしの今昔館に寄贈されたのを機に、展示公開する運びとなりました。>




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展示スペースが狭いことを知っていたのでたいした数の展示ではないと思っていたら全然そんなことはなかったでした。しかも写真撮影OK! 企画展だけなら300円でした。



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こんな大柄のコート

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ストライプがいいです。そして帯の梅もいいです。

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子どもの振り袖

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帯留め、羽織紐。(ちょっと暗くてわかり辛いですが。)

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訪問着に「下襲(したがさね)」というものがあるのは知りませんでした。長襦袢かと思ったのですが裾模様があります。しかも下襲の方はザクロの花の絵。訪問着にはザクロの実の絵。遊び心満載です。

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留め袖にも3枚くらい「下襲」があったそうで段々省略されていったのでしょう。白羽二重の長着を下に着るのは知ってましたが3枚とは! 十二単の名残なんでしょうか。





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ちょっと長くなりますが・・・

挨拶の文面を読んでいたら寄贈者のことが気になり少し調べていたらブログがみつかりました。
フード・ライフコーディネーターをされている松下久美子さん。
2年前に鴻池新田会所で大正・昭和のくらし展として当時の着物や器類、雑貨を展示されたそうです。
それが終わった後これらの着物をどうしようかということになってご縁があった「おおさかくらしの今昔館」に寄贈されたそうです。
たくさんあった着物も空襲で焼けてなくなってしまったそうですが疎開していた着物が残っていたのだそうです。
恐らくおでかけ着物だと思うので大事にしまわれていたのでしょう、保存状態もよかったでした。
品がありオシャレで素敵な着物ばかりで展覧会場を後にするのが惜しかったです。



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新章 神様のカルテ [本]


新章 神様のカルテ

新章 神様のカルテ

  • 作者: 夏川 草介
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2019/01/31
  • メディア: 単行本
このシリーズも5冊目です。
2,3冊で終わるのかな?と思ってましたがふと気がつくといつのまにか新刊が出ています。
話題が尽きないのでしょう。
シリーズ自体にすぐに飽きるかと思いましたがいやいや、その都度いろんな事が起こり興味深く読み進みます。
今までは365日24時間診療だった病院から大学の付属病院へ舞台が移りました。
大学院生となったようですが診療もしながら研究もしないといけない身分のようです。
少しの給料は出るようですがそれでは生活できないのでアルバイトもしなければいけないみたいです。
結婚して子どもも生まれて以前の大変さとはまた違った大変さです。
大学病院では高度医療の患者のためにベッドを空けておかないといけないので治癒に向かう患者は退院を迫られます。
ベッド数が限られているから仕方ないのですね。
一方退院したくても病状が落ち着いていないと退院が認められません。
体制にからめとられそうになりながら彼なりの行動を起こします。
この作者の本を読んでいていつも思うのですがこういう患者本位の医者に出会いたいものです。

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胸元カバー (追記あり) [手芸]



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写真の上の物はフェリシモでみつけた「ちらみえ防止カバー」ずいぶん前に買った物です。
下の物はこれにヒントを得て自作しました。
夏のTシャツ、カットソーなど襟ぐりが大きくて困ってます。
確かに外は暑いのですがビルや電車内では冷房が効いているので襟ぐりが大きく空いていると冷えてくるのです。
スカーフやストールをまいたりしてますがそれでは少し暑いですし、汗がスカーフなどにつくので嫌なんです。
わがままかもしれないですが心地よく過ごせる服装にしたいというのが本音です。
ハイネックなどの服もたまにあったりするのですが七分袖だったりします。
私がほしい服がなかなかみつかりません。
ふと思い出したのがフェリシモで以前、買っていた「ちらみえ防止カバー」です。
ベージュとレースなので使いやすいと思ったのですが私の手持ちの服とは意外と合いにくいのです。ベージュと白のコントラストが私には強すぎるのかもしれません。
レースだけの方が合わせやすそう・・・。
と思ってネット検索したらそういうのがありました。
購入してもよかったのですが見本があるので自分で作れそう、と思ったのです。
ちょうどグレーのレースのハンカチがあってこれならいけそう。と思って作りました。
なかなか上出来の自画自賛です。
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装着時の写真を追加しました。
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このTシャツなら普通に着ることもあるのですが私にはやっぱり首元があきすぎるのです。実際にはもう少し大きい襟ぐりのもあるのでそのときにつけようかと思っています。
ブラのストラップに引っかけるようになっていてずり落ちないようになっています。(まだ試してないのでわかりませんが多分ずり落ちることはないと思います。)これを考えた人凄いな、と思いました。

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フジファブリック [音楽]


  • 先日「+music」という音楽番組で「フジファブリック」を特集していました。
  • 名前は聞いたことがあったのとボーカルの方が急逝されていてその後もバンドを存続されているということ程度は知ってました。
  • 作品も聴いたことがあるのですが独特の音楽感かな、という感じでした。
  • 多数の有名アーチストも絶賛されているのだそうです。
  • その番組で音程の事に触れられていてわざとその音程にぽんといかずに曖昧に歌われている・・・というような内容でした。
  • 下手をすれば音程がずれている感じがするけれどそれはあえてされている、ということがわかりました。
  • ビブラートにするとそれもまた違うのだと。
  • それがわかって聴くとなるほど、と思いました。
  • そして8/9の「ミュージック・ステーション」でこのバンドが出演されていて初めてテレビでみました。
  • (テレビをつけ忘れていてハッと気がついて電源を入れたらちょうど順番がきたところでみることができたのでした。)
  • ボーカルの志村さんが亡くなったあとはしばらく「くるり」や斉藤和義さんのバックバンドをされていたそうですがやっぱり自分たちもバンドを再開したいとメンバーで話し合って存続されたようです。
  • ボーカル、しかも作詞作曲の大半を担っていた志村さんを亡くしてどういう経緯で存続されたのか興味ありました。
  • 多分、志村さんの遺志を継ぎたいという意図もあったのかもしれないな、と勝手に思いました。
  • 現在ボーカルをされている方山内総一郎さんは大阪出身の方と聞いて応援したくなりました。
  • 「手紙」という楽曲も発表されているようです。この曲もなんか耳に残る哀愁があります。
  • 先日の番組ではふるさと、大阪を思って作られたとおっしゃてました。でも歌詞を読むと亡くなった志村さんを思っての意味もあるのかな?とこれまた勝手に思いました。
  • 期間限定でYouTubeでこの楽曲がフルバージョンで聴くことができます。ロケ地は阪急沿線かな?山内さんの出身地かな?と思いました。






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椅子の神様 宮本茂紀の仕事 [美術]


「LIXILギャラリー 大阪」で開催中です。 なんとなく気になったので用事の後ついでに寄ってみました。


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分解して展示してありました。

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椅子の部品の成り立ちが説明してあります。この木でこの椅子の主要部分ができているわけです。

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明治村から修復依頼された「竹塗蒔絵小椅子」

もともと背もたれの部分、竹のようにみせかけて節まで作ってあったそうです。そして漆での装飾。進駐軍によって上からペンキが塗られたことが分かった一脚だそうでそれを丁寧に落として再現したそうです。この椅子をペンキで塗るなんて・・・ですよね。

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あんまり説明も読んでないのですがどこにでも神様と言われるような職人さんがおられるのだなぁ、と思いました。実際に座れる椅子もありました。


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とおりがかった大阪駅で。この前で記念撮影をするのでしょうがキティちゃんだけパチリ。みんな先を急いでいて気がついていないような???。ひっそりしてました。

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喜光寺 [おでかけ]


奈良市内にある喜光寺に行ってきました。 蓮で有名です。そして今回、奈良大学が所蔵していた四天王の仏像が喜光寺のものとわかり里帰り公開されています。 期間限定に弱いので蓮も咲いているだろうからと行ってきました。

南大門と本堂。 南大門は戦国時代に消失して当初の姿は伝わっていないそうですが2010年に復興されたそうです。

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石仏と蓮のコラボがいいです。 

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さすがに蓮は終盤でしたがまだなんとか咲いてくれてました。

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本堂。 

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行基堂

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弁天堂。 宇賀神像が祀られています。 周りの睡蓮の池も風情があります。

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最寄り駅「尼ケ辻駅」のそばに石碑が建ってました。暗くて見えにくいですが喜光寺の字が彫られてます。

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今年も蓮を楽しめました。



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