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「明日に向って撃て」 [映画]



明日に向って撃て! [Blu-ray]

明日に向って撃て! [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2012/09/05
  • メディア: Blu-ray

名作といわれている映画ということで観ました。
50年以上も前の映画(1969年)でしたか。そのわりには会話がウイットにとんでいて楽しめましたがもう一度観たいとは思わないです。
音楽はバート・バカラックでテーマ曲は「雨に濡れても」 この曲も有名ですね。この映画の音楽とは知りませんでした。
ラストシーンだけたまたま観たと思っていたけれど記憶と違っていて「俺たちに明日はない」と間違っていたようです。
同じような窃盗団でも「スティング」の方が面白かったなぁ、と思っていたら「スティング」は監督、主演の二人が「明日に向かって撃て」のあと再び組んだ作品だったようです。
「明日に向って撃て」は実話に近いそうです。

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「名も無き世界のエンドロール」 [映画]




名も無き世界のエンドロール 通常版 [DVD]

名も無き世界のエンドロール 通常版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: Happinet
  • 発売日: 2021/08/04
  • メディア: DVD



少し前にみた映画です。


イケメン2人の主演なので女性ファン向けの映画かな?と思ってましたが・・・
クリスマスイブというのになにやら厳しい表情。
何か事を起こす雰囲気をかもしだしているが何が起こるのか?

中学生の頃 親がいないことが共通点で仲良くなった男子2人、女子1人
その後3人のつきあいはしばらく続くようでした。

時代が行きつ戻りつ。

何が起こるのか知りたいのと3人の関係とか気になり、目が離せないです。

最後にそのクリスマスイブに時間が戻り・・・。

いろんな話題が伏線となっていてあとであれはそういうことだったのか、と納得します。

突っ込みも入れたくなる部分もあるのですがそこは映画と割り切ります。

なんだか切ない映画でした。



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「かもめ食堂」 [映画]



かもめ食堂 [DVD]

かもめ食堂 [DVD]

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2006/09/27
  • メディア: DVD

2006年公開の映画
当時映画館で観て印象に残っていました。
再度観る機会があればいいな、と思っていました。
やっぱりいいです。
小林聡美さん、いいです。
もたいまさこさんもいいです。
片桐はいりさんもいいです。
ゆるりとした雰囲気がいいのかな?
荻上直子監督の作品だったのでその後の「めがね」もみましたがやっぱり「かもめ食堂」がいいです。


群ようこさん原作。
エッセイストのイメージが強いので群さんの小説は読んだことがないです。
こんな小説を書かれるのか、とちょっと意外でした。

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「メタモルフォーゼの縁側」 [映画]



「17歳の女子高生と75歳の老婦人。
二人をつないだのはボーイズ・ラブ。
年の差58歳。最初の青春、最後の青春」



「メタモルフォーゼの縁側」通常版(DVD 1枚組)

「メタモルフォーゼの縁側」通常版(DVD 1枚組)

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2022/12/14
  • メディア: DVD

原作を読んだ人には不満のレビューもありましたが私は前のめりで観ました。
高校生と75歳の女性の交流も新鮮でした。
BL(ボーイズラブ)は人気のジャンルなのに表立って応援できない面もあるようですね。
マンガは読まないので知らなかったのですがこの映画に出てくる本屋さんでは棚が2連もあってびっくりしました。

75歳の女性が書道の先生というのも私のツボでした。
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掛け軸の「好加減」 いいですね♪
ああいう風に崩して書けたらいいなぁ、と思ってます。
言葉として「いいかげん」というとちょっと適当で無責任な意味も含まれたりしますが漢字でかくといいですね。
「よい かげん」

うららがマンガを描くことに挑戦する場面でお習字を習ってる小学生の文字が段階的に出てきます。
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ちょっとできすぎのトラブルもありましたが映画として楽しめました。

エンドロールに流れる「T字路s」による主題歌を雪とうららが歌う歌もいいです。
「T字路s」が音楽を担当していると知らなかったので音楽も楽しみながらもう一度この映画を観たいと思いました。

映画『メタモルフォーゼの縁側』主題歌「これさえあれば」



「T字路s」は以前テレビでゲストで出演されていてその歌唱力に圧倒されました。
男女二人組のバンドです。
T字路s "泪橋" (Official Live Video)




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「はじまりのうた」 [映画]


はじまりのうた BEGIN AGAIN [Blu-ray]

はじまりのうた BEGIN AGAIN [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2015/10/07
  • メディア: Blu-ray

BSで放送していたのを録画しました。
新聞の解説を読むとなんとなく前向きなイメージがしたのと2時間足らずの映画だったので観てみようかと思いました。

yahoo映画あらすじより

『 ミュージシャンの恋人デイヴ(アダム・レヴィーン)と共作した曲が映画の主題歌に採用されたのを機に、彼とニューヨークで暮らすことにしたグレタ(キーラ・ナイトレイ)。瞬く間にデイヴはスターとなり、二人の関係の歯車に狂いが生じ始め、さらにデイヴの浮気が発覚。部屋を飛び出したグレタは旧友の売れないミュージシャンの家に居候し、彼の勧めでこぢんまりとしたバーで歌うことに。歌い終わると、音楽プロデューサーを名乗るダン(マーク・ラファロ)にアルバムを作ろうと持ち掛けられるが……。 』

導入部分で、「これからどう展開するの?」と思いながら観ていくとそれぞれの立場からの説明でようやく最初の部分に繋がっていきました。
プロデューサーの手にかかりその曲のアレンジがされると全然違う雰囲気になるのを実感しました。

途中、グレタが作曲したバラード曲をデイブがポップにアレンジしたのを不満に思っている話もありました。

これで終わり?かと思ったら最後に「オチ」がありました。
突っ込みたくなるところもありますがスカウトした女性とプロデューサーが恋に落ちる話ならありがちだけれどそこはそうならなかったのもよかったです。

観てよかったな、と思いました。

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「天才作家の妻 40年目の真実」 [映画]


天才作家の妻 -40年目の真実- [DVD]

天才作家の妻 -40年目の真実- [DVD]

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2019/08/28
  • メディア: DVD



とある老作家の家に電話が鳴ります。それは「ノーベル文学賞」受賞のおしらせ。 夫婦して喜びますがだんだんと妻の機嫌が悪くなっていくのです。 それは・・・。

内容に触れますのよろしければどうぞ・・・


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濱口竜介監督作品 [映画]

この1ヶ月くらいケーブルテレビで濱口竜介監督作品を特集していて何本か観ました。


「永遠に君を愛す」 (2009年)
「PASSION」 (2008年)
「マイドライブカー」 (2021年)
「寝ても覚めても」(2018年)
5時間以上ある「ハッピーアワー」(2015年)も2回に分けて観ました。



「永遠に君を愛す」 「PASSION」はあんまり好みではないです。
その良さがわからないのですがそれでも寝てしまうことなく観てしまいました。
なので何か惹きつけられるものがあるのでしょう。

「寝ても覚めても」は観ることはないだろうと思っていたのに濱口監督作品だと知りあえて観ましたが1.5倍速で観ても十分でした。
ちなみにyahoo映画の評価は2.8


そんなことを思いながら
「偶然と想像」(2021年)を観ました。
3作 オムニバスの映画です。


偶然と想像 [Blu-ray]

偶然と想像 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: NEOPA
  • 発売日: 2022/10/12
  • メディア: Blu-ray




第一話「魔法(よりもっと不確か)」   でその偶然にギョッとしながらも
第二話「扉は開けたままで」   でまたその偶然に「うーむ」とうなりながら
第三話「もう一度」   の偶然、ありそうでなさそうでありそうかも???

第三話が一番好きです。
後を引きずるモヤモヤ感が残る作品が多いように思うのですがこれはカラッとしていて明るい未来が想像できそうでした。

この映画のレビューに書かれていたのですがこれをみてから「ドライブマイカー」を観るとわかりやすいかもしれない、という意見に「そうかもしれない。」と思いもう一度「ドライブマイカー」を観てみたい気がしました。
でも3時間の映画を観るのはちょっとしんどいかな?



第二話には濱口メソッドの「棒読みセリフ」が登場します。
「ハッピーアワー」の時はほぼ素人さんの俳優さんだからかな?とも思ってましたが今回「渋川清彦」さんという名脇役(だと思ってます)の方があえて棒読みされていました。こういう表現方法で何かを伝えようとされているのでしょう。

いずれにしてもやっぱり気になる監督さんです。

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「ラストクリスマス」 [映画]



ラスト・クリスマス [Blu-ray]

ラスト・クリスマス [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • 発売日: 2020/11/27
  • メディア: Blu-ray




ワムのクリスマス曲「ラストクリスマス」からできあがった映画だそうです。
この曲、クリスマスになるとよく聞くのですが題名も歌詞の内容も知りませんでした。
失恋の歌だったのですね。
軽快なメロディーで良く耳にするので意外でした。
さて映画の方ですが・・・。
ということは失恋の映画なのかな?と思ってました。
特に前半はあんまり深掘りしていなくて面白い展開ではないのでさほど気にもせずみてました。
ネタバレは絶対してはいけないのでしませんが、思いがけない結末でちょっと感動物でした。 あんまり深掘りできなかった理由もわかりましたがもう少し詳しい描写もあっていいのかな、とも思いました。
100分ほどの比較的短い映画でしたが、ジェンダー、人種、貧困、きょうだい関係、母子関係などなどさらりと盛り込んでありました。
期待していなかっただけに得した気分です。

もうすぐクリスマスですね♫


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「善き人のためのソナタ」 [映画]



善き人のためのソナタ スタンダード・エディション [DVD]

善き人のためのソナタ スタンダード・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: アルバトロス
  • 発売日: 2007/08/03
  • メディア: DVD

ベルリンの壁崩壊前の東ドイツが舞台ということで重苦しい映画かと覚悟してみました。
確かにそういう映画なのですが終わり方が人間味のあるもので救われました。

英語タイトルは「The lives of the others」日本語に訳すと「他人の生活」
盗聴するわけですから内容を表してはいるけれど映画のタイトルとしてはどうなのかな?と思います。
一方邦題は「善き人のためのソナタ」
映画の中でこの曲のことが触れられています。
「この曲を本気で聴いた人は悪人になれない」というピアノ曲。
ピアノで触りだけ弾いています。
ここから邦題がとられているのですね。
こちらの題の方がインパクトがあります。
「他人の生活」だとスルーしていたかもしれません。

ただ、盗聴されていた報告書を後年開示されていて閲覧できることに驚きました。
当たり前なのかもしれないけれど日本に置き換えてみたらどうなんだろう?と思いました。あり得ないかも???
また、その報告者の写真も載せてあり、本人にたどり着けるのは映画上でのことだけなのでしょうか。
これが事実に基づいているのなら少し怖い気もします。

アカデミー賞や他の賞も受賞しているようですが賞の受賞云々よりも記憶に残る映画でした。

また
画家ゲルハルト・リヒターの人生をモデルにした映画 「ある画家の数奇な運命」 の監督(フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク)だったことをあとで知りました。
ある画家の数奇な運命(字幕版)

ある画家の数奇な運命(字幕版)

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2021/02/01
  • メディア: Prime Video

こちらも最近みたところだったので「そうだったのか・・・。」と思いました。
話はそれますが奇しくもリヒター展が名古屋で開催されています。
行きたいな、と思って調べましたが名古屋駅から1時間かかるのですね。
名古屋もほとんど知らないのでちょっと無理かな、と思っています。

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「椿の庭」 [映画]


椿の庭 [DVD]

椿の庭 [DVD]

  • 出版社/メーカー: インターフィルム
  • 発売日: 2022/07/06
  • メディア: DVD




富士純子さんの凜としたたたずまいが素敵でした。
監督はCMなどの写真を手がける方だそうで映像が綺麗でした。
ただちょっとゆったりしすぎだったなぁ、と思いました。
セリフも少なく1.2倍速でみても私には十分でした。

この古い家にも興味を持って調べてみたら監督上野氏の借家ではあるけれど別邸だそうで四季折々咲く花など熟知した上での撮影なんだと思いました。
花を風景に取り入れると順番通りに撮影しないと矛盾が生じてくるのです。
枯れたはずの花が咲いていたり・・・という映画も以前観たことがあります。(たまたま写り込んでしまった花壇だったのですが)

富士さんに敬意を表してか藤の花が映されます。
藤棚があるお家なんでそうそう、ないです。

上野氏がこの借家も出てしまうと壊されてしまう可能性もあり記録に残しておきたいということもあっての映画化でもあるようです。

富士さんの着物姿や着付けるようすも興味深かったです。
富士さんも着付け慣れておられるのでしょう。
着物も季節毎の決まり事があるのですが清野恵理子さんが裏方で協力しておられたようなので間違いなしです。

Yahoo映画の評価が「3」で思ったより普通の評価だったのですが明治から引き継がれた昭和の日本家屋を映す、そして残す映画としてこういう映画もあっていいのではないかと思いました。

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