心斎橋筋~戎橋筋 [地域]
切り絵展があったなんば高島屋から心斎橋に移動しました。
心斎橋大丸の近くのギャラリーを訪ねました。
ホームスパンをしている友人から教えていただきました。 なんばから近いので寄ってみることにしたのです。
このギャラリー、HPで行き方を確認していないとたどりつけないところでした。 大丸百貨店そばの小さい筋を入って行くのです。
素敵な作品ばかりで目の保養をさせていただきました。
このギャラリーのエレベーターの所にこんな昔懐かしいレジスターが置いてありました。
このあと、久しぶりに心斎橋筋、戎橋筋を歩きました。 今まであった知ってるお店がどんどんなくなっています。
喫茶店「プランタン」「ユーハイム」(これらのお店はなくなってずいぶん経ちます。)「丹青堂」も地下に移転したのだっか? 生地の「とらや」もシャーッターが下りてました。
ほかにもなくなっていると思います。
そしてそして
以前「改源」のことを載せたときにグリコの看板の横に「改源」の看板があると知ったので写真を撮っておきました。
この日は平日で雨だったにもかかわらず、結構な人出で驚きました。
2023/02/24
かみがみの森 柴田あゆみ [美術]
切り絵の作品です。Lマガの案内を見て「行きたい!」って思い早速行ってきました。 凄いだろうな、と思ってはいましたが想像以上でした。
陰と陽の織りなす世界。 柴田あゆみさんは『切り出す前の1枚の「紙」は「陰」、そこに「陽」を吹き込んであげる』というような意味のことを映像の中でおっしゃってました。
会場に入っていきなりの大作に度肝を抜かれました。 しかも細部は細かい切り込み。
そしてこんな作品もありました。 中学生の時に夏休みに立体地図の作成という宿題がありました。何枚も貼り重ねていく作業を思い出しました。
これらの作品は手に乗るくらいのサイズです。 なのでほんとに細かい作業です。 なんだか気が遠くなりそうです。
↓ ↓ ↓ 下の作品はまた違った雰囲気です。 細かい絵が描かれています。 鳩かな?飛んでる鳥もメチャクチャ小さいです。
こちらにも大作がありました。 この中に入って行きたいです。 幻想的です。
影や鏡を利用した作品。
心揺さぶられる作品ばかりでした。
どこで宣伝されていたのかわからないのですがおばさま方のグループが多かったです。 平日でしたが訪れる人も思ったより多かったです。 女性ばっかりでした。
「しろがねの葉」 千早茜 [本]
紹介分より
『男たちは命を賭して穴を穿つ。山に、私の躰の中に――戦国末期、シルバーラッシュに沸く石見銀山。天才山師・喜兵衛に拾われた少女ウメは、銀山の知識と未知の鉱脈のありかを授けられ、女だてらに坑道で働き出す。しかし徳川の支配強化により喜兵衛は生気を失い、ウメは欲望と死の影渦巻く世界にひとり投げ出されて……。生きることの官能を描き切った新境地にして渾身の大河長篇!』
千早さんの本は何冊か読んでいて読み応えがあったのでこの本も出版されたときに候補としてあげていたのですが戦国時代末期の石見銀山での女性の一生と知り、重苦しい感じがして読むのを躊躇していたのです。
そうしたら直木賞候補にあがり、これは読まなくては!と思い読み始めました。
最初は予想通り重苦しい雰囲気でしたがだんだんと主人公「ウメ」の芯のあるパワフルな生き方に興味を持ちどんどん読み進みました。
『石見銀山での銀掘(かねほり)の短命をたとえた「銀山の女は3人の夫を持つ」といういいならわし』があるそうです。
……銀を掘る作業が身体に良くないことはわかっていながらもそうせざるを得ない。
銀掘を絶やさないために三度結婚をして子どもを産まねばならない、そして三度も夫を見送らねばならない……あまりにも哀しすぎます。
もちろんその哀しさだけを描いているのではなくまた、名もない1人の女性の人生ではあるけれど壮大な物語でした。
第168回 直木三十五賞受賞作です。
中之島美術館 いろいろ [趣味・カルチャー]
「ヤノベケンジ氏の作品「SHIP’S CAT(シップスキャット)」という船で旅をする猫をモチーフにした彫刻作品シリーズの一つで、「SHIP’S CAT (Muse)(2021)」という作品名」
「ネズミから貨物や船を守り、疫病を防ぎ、船員の心を癒す友として愛されていた」のだそうです。
展示室に行くまでになが~いエスカレーターがあります。
わかり辛い写真ですが長いのと下のピンぼけ写真で高さがあるのはおわかりいただけるかと思います。
別世界へ行くとのコンセプトだと聞いたことがあります。確かにその意図はよくわかります。でも怖がりの私には苦手なエスカレーターではあります。エレベーターで行く方法もあるのでしょうが「えーい!」とそのままエスカレーターに乗ってしまう私です。
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遠藤薫(えんどう・かおり)展
HPより
『遠藤薫(1989年、大阪生まれ)は国内外各地で、その地に根ざした工芸や歴史、生活と密接に関わる政治との関係性を紐解き、主に「布」を用いて作品を制作してきたアーティストです。それらを「使う」こと自体によって、工芸的と名指しされるものが、社会のなかでどのような位置にあるかを表現してきました。 本展覧会では、今回のために石垣島で制作された丸木舟を展示します。丸木舟は、沖縄を含む南西諸島では1950年代頃まで、漁船としてだけでなく、荷物の運搬や移動手段としても活用されていました。展示する舟の帆は、沖縄の米軍嘉手納基地の敷地内で黙認されてきた耕作地に生える糸芭蕉(バナナの一種)の繊維でできています。作家が自ら繊維を取り出し、芭蕉布を織り上げ、帆に仕立てました。』
この丸木舟が目に入り思わず写真を撮りました。
いろんな作家さんがおられるのですね。
開館1周年記念特別展 大阪の日本画 前期 [美術]
北野恒富「宝恵籠」
HPより
『明治から昭和に至る近代大阪の日本画に光をあて、50名を超える画家による約150点の作品を展示します。また、作品が生まれた背景にも目を向けることで、個々の作品の魅力や画壇のあり方をより深く知るとともに、今につながる大阪の街の文化を浮き彫りにします。』
大阪の美術館ならではの展覧会。
大阪の女性画家の展覧会は何度かあって観に行きましたが近代の男女含めてとなるとこれほど大々的な展覧会はなかったような気がします。
当たり前のことながらあまり知らない画家が多かったです。
天王寺にある大阪市立美術館で少しは展示されたこともあったのでしょうけれど、スルーしてたのでしょう。
大阪の女性画家についてはこの中之島美術館ができるまでにその所蔵品を心斎橋展示室で観たことがあってそれ以来ずっと追いかけています。
この心斎橋展示室でみた経験は私の中では凄く記憶に残っていてかえすがえすもこの展示室が当時の市長によって「無駄」と切り捨てられ閉室されたことが残念でなりません。
写真OKのエリアがありました。
吉岡美枝 「ホタル」
生田花朝 「天神祭」
高橋成薇 「秋立つ」
大阪美術倶楽部の緞帳下絵が展示されてましたが 実物も展示されていました。
大阪では鯉の絵よりも鯛の絵が好まれたというキャプションをみて「大阪らしいな」と思わず笑みがこぼれました。ちょうど鯉の絵の近くに鯛の絵が展示されていて改めて見直したら私も「鯛の絵の方が好きだな」って思いました。
今回着物で訪れるとポストカードがプレゼントされるそうです。駅で1人、館内で2人着物姿の方をみかけました。
前期後期で半数以上が入れ替えられるそうで後期も行ければいいな、と思っています。前期の半券をみせれば200円引きという粋な計らい?もあるそうです。
大和文華館 建物篇 [建築]
大和文華館 門の所です。
左にみえるのは「文華ホール」 敷地内にある小さいホールで普段は入れません。
この建物は辰野金吾によって設計された奈良ホテル・ラウンジの一部(明治42年[1909]建築)を移築されているのだそうです。
入り口ドアの上はステンドグラスです。
門を入ってからの道。
この建物は吉田五十八(いそや)(1894~1974)によるものだそうです。
「なまこ壁」 何度か訪れてますが近づいてみたのは初めてです。
建物をぐるりと一周しました。
文華苑というお庭が建物の周りにあります。 季節毎にいろんな花が咲くので四季折々お花が楽しめますがさすがにこの時期、梅もまだ早くて残念でした。
蛙股池(かえるまたいけ)
麗しいほとけと仏教工芸-中国・朝鮮・日本の仏教美術 [美術]
奈良県にある大和文華館へ招待券が当たったので行ってきました。
チラシにもあるように主に石仏と仏具の展示でした。博物館ではよく仏具も展示されているのですがこの美術館での展示はちょっと珍しいな、と思ってました。 そしたら特別企画展ということで仏具については個人所蔵の物が多かったようです。(単にそれだけで特別企画ということではないのかもしれませんが)
仏具って工芸品として卓越した物が多くて美しいです。 みていて惚れ惚れします。
柔らかい表情の仏像が多くて和みました。
門を入って坂を上っていくと建物がみえてきます。
実は展覧会もさることながら梅が咲き始めているのでないかと期待して行ったのですが残念ながらチラホラ咲きでした。
この木は満開
入り口付近に咲いてました。 「寒椿」と表示してありました。
ロウバイもかろうじて残ってました。
水仙
寒アヤメかな? 寒アヤメが結構咲いてました。
2023/02/07
バレンタイン チョコレート 2023 [あれやこれや]
今年もバレンタインチョコレートの季節がやってきました。
昨年も載せたのですが今年も載せます♡
モロゾフと紅茶専門店カレルチャペックがコラボした「ティーチョコレート」 お味もさることながらこの缶がかわいらしくて今年も手に入れました!
今年はあべのハルカスまで行ったのに午後から行ったのでこの日の分は売り切れという悲しい宣告でした・・・。
販売数限定なんて知らなかったですよ・・・。残念。また出直さなくては・・・。
そしてそしてようやく手に入れました。
チョコレートの包みは毎年同じなのかな?昨年と同じでした。
今年は手に入らないかとあきらめかけましたが執念?というほどでもないけれど手に入り嬉しいです。
覚え書き 2022.1.26 の記事