『月夜の晩に』 [美術]
石川賢治月光写真展 月光浴 『月夜の晩に』 大丸ミュージアム梅田にて
チラシより 『1年に12回しかない満月の下で撮り続ける月光写真家・石川賢治。』
新聞で紹介されていて興味を持ち行ってきました。
満月の光って明るいのですね。 こんなにはっきりと映ることに驚きました。
ライトが写り込んでしまうので写真を撮るのは難しかったです。 下の写真も左の方にライトが写ってます。でもこれは撮りたかったので撮りました。
バラの写真もあったのですが反射して実物と全然違うので撮りませんでした。
1年に12回、天気がよくないと撮れないのですよね。 撮影時の映像を少し見ましたが昼間に下見に行ってそこで撮った写真と満月の下の写真と比べてありましたが当たり前ですが全然印象が変わります。
こういう写真もあるのだなぁ、と新たな感動でした。
訪れたのは5/30ですが今日6月4日は満月! 偶然にびっくりしてます。 6月の満月は「ストロベリームーン」と呼ぶそうです。 アメリカで野いちごの収穫時期にみられる満月だからだそうです。
先程ベランダから満月を見ることができました。
蜷川実花写真展「Eternity in a Moment」 [美術]
キヤノンギャラリー50周年企画展 蜷川実花写真展「Eternity in a Moment」に行ってきました。 他の写真家の作品展の確認をしようと思ったらこの作品展を知りちょうど出かける用事があったので行ってきたのです。
蜷川実花さんの写真を初めてみたのは2009年でした。 神戸に行ったときにちょうど開催されていたので行ったのです。とても派手派手な感じで私の感性と合うのかな?と思いながら訪れたのですが思いの外受け入れることができてその後何度か作品展には訪れています。 映画監督もされてますが映画はまだ観たことがありません。
今回キャノンギャラリー50周年記念ということで品川、銀座そして大阪で開催されたようです。
大阪のイメージとしてHPには
<<「いのちの息づかい」をテーマに都市やそこで暮らす人々の感情などを写し取った作品を展示します。>> ということですが映像でご自身が語られているのを見るとフェスティバルタワーウエストにあるこのギャラリーが川に面したビルだったりそんなところがヒントになっているそうです。
こちらは品川での展覧会の案内 花がテーマでこちらもみたかったです。
ちなみにこのギャラリーがあるフェスティバルタワーウエストから見下ろした風景
好きな風景の1枚です。
藤田美術館 [美術]
大阪市内にある藤田美術館に行ってきました。
HPによると
<藤田美術館のコレクションは、明治時代に活躍した実業家、藤田傳三郎と、息子の平太郎、徳次郎によって築かれた> そうです。
<以前の建物は明治から大正時代にかけて建てられた藤田家邸宅の蔵を改装し、展示室として再利用したもの>だったそうです。
2017年6月より一時閉館して建て替えられ2022年4月にオープン。
残念ながら以前の建物の美術館には訪れたことがないのです。 行っておくべきでしたね。
この扉はその蔵のドアだそうです。
入り口を入るとこの木が鎮座しています。 この木の説明も聞いたのですが・・・。多分建物に使われていた木だったと思います。
展示物
古代裂帖 白地蓮文辻が花染残闕
能装束長絹 藤熨斗桜草文
国宝 曜変天目茶碗
兎毫盞天目茶(とごうさんてんもくちゃわん) 油滴小天目茶碗(ゆてきこてんもくちゃわん)
油滴小天目茶碗 天目台(ゆてきこてんもくちゃわん てんもくだい)
気になったものだけ写真を撮りました。
最近増えてきたスマホでの解説。なかなか操作に慣れない自分自身がはがゆいです。
展示室を出たところの扉です。
展示室を出ると小さい部屋があってそこから多宝塔が眺められます。お庭からも眺められるのですが暗い展示室から出てくるとこの多宝塔に圧倒されます。
そして額縁絵の窓
こちらは美術館の入り口を入った所のロビーです。 平日の雨にもかかわらず訪れてる人が多かったです。手前はオープンキッチンの「あみじま茶屋」
ロビーの端にある「時雨亭」
このベンチも以前の建物の部材なんでしょうね。
床の石
初めて訪れました。 大きなお庭もあり桜並木がある桜之宮公園にも繋がっています。
後ほどお庭の写真を載せます。
妖怪ユニバース [美術]
友人から「妖怪書家 逢香」さんの個展に誘われました。 初めて知る作家さんでした。 その個展が安藤忠雄氏設計の「日本橋の家」で開催されるというのです。 これは行かなくては!
「日本橋の家」 間口は2.9m 普段知らないと素通りしそうです。
逢香さんHPより
<6歳から書道を学ぶ。大学に入学後、変体仮名の授業を受けたことをきっかけに個性豊かな妖怪たちに興味を持ち、奈良墨を使って描きはじめる。> ご本人が「妖怪書家」と名乗っておられます。
作風が多様で飽きないです。 書もさることながら絵もお上手でしかも発想が豊かでみていて楽しいです。
祝日に訪れたのですが三々五々人が訪れていて知る人ぞ知る作家さんなんですね。
建物中心にした会場風景を次に載せます。
ジャコメッティ展 [美術]
「エスパス ルイ・ヴィトン 大阪」にて、「アルベルト・ジャコメッティ」展が開催されています。
真ん中の写真の草間彌生さん?まばたきしたのでびっくりしてたら少しだけ左右に回転してました。
2023/03/30訪問 ブログ後日投稿
京都 細見美術館の名品-琳派、若冲、ときめきの日本美術- [美術]
大阪なんば高島屋で開催中です。 細見美術館は京都にある私立美術館です。
私の記憶違いでなければ琳派の作品、伊藤若冲、神坂雪佳など注目される前から蒐集されていたように思います。
今回下の写真のような仏教美術の名品も所蔵されていることを知りました。
小さい仏像です。
北斎の作品でもう一点「夜鷹図」という後ろ姿の女性の絵もありサラッと描かれていて印象に残りました。 ネット画像検索をするとすぐに出てきたので気になる方はどうぞ。
会場の映像で館長の細見氏が「この桜の花はぜんぶ正面を向いてます。本来あり得ない姿だけれどそれを成立させている。」といういうようなことをおっしゃってました。
伊藤若冲の鶏の絵もありましたが私はあんまり好きではないので載せてません。
里芋を大きく描いて掛け軸にしてある作品もありました。
七宝や蒔絵などの美術品もありました。細見美術館のコレクションは日本の美術工芸のほとんどすべての分野・時代を網羅しているそうです。
作品の写真はHPよりお借りしました。
大阪の日本画 後期 [美術]
中之島美術館で開催中の「大阪の日本画」後期に行ってきました。半数以上が展示替えということで行ってきました。
いつもと違う入り口から入りました。 「シップスキャット」がいます。
なんとなく既視感があるせいか1回目のときほどときめきが少なかったです。
ただ、面白かったのが東京で開催する展覧会のチラシが1枚だけ置いてありました。それで調べてみたら4種類も作成していてびっくりです。お金持ち?それとも大阪の日本画には興味を持ってもらえないから数で勝負? と思って画像検索したら大阪でも4種類の先行チラシ作ってたみたいです。でも東京の方がお洒落ですわ。
高くて長いエスカレーター
前回訪れた時に館内にいるロボットの写真を撮り忘れたと思って今回探しました。 階段を下りたところにあったのは覚えていたのですがどこの階段かわからず施設の方に聞いてみると「4階にあるのでそのエスカレーターで上ってください。」と言われたのです。 あぁ、この怖いエスカレーターにまた乗るのは嫌だったのでエレベーターの場所を教えてもらいました。
「ジャイアント・トらやん 」 「シップスキャット」と同じヤノベケンジさんの作品です。 (なぜか「トらやん」の「ト」はカタカナ)
トらやんのうしろにみえるのは消火器です。ちょっと無粋だけれど仕方ないですね。いやいや火を噴けるように作ってあるようであえて置いてあるのでしょうか?
広報誌にトらやんが載ってました。
そしてそして予告のチラシ。 満を持して?「女性画家たちの大阪」 できたてホヤホヤみたいで裏はまだ印刷されておらず真っ白でした。
楽しみです。 大阪の女性画家の展覧会は5回くらい訪れてます。 そうそう、今回「融紅鸞(とおるこうらん)」の作品が展示されておらず残念だったのですがこのチラシには名前が載ってました。
別のフロアでの展示
大阪文化服装学院 学生たちの作品
帰り道、以前肥後橋駅付近でランチをしたお店を探しました。 どうやらこの建物のようでした。現在は1階はアクセサリーショップが入ってました。
内山ビルだそうです。
「山内ビル」に訂正します。 古いビルなので右から読むのですね。
「1930年(昭和5年)に法律特許事務所として建てられたビルで、登録有形文化財」
2011年に訪れてました。当時の写真がみつかりました。
肥後橋にもレトロビルがいくつかあったように記憶してましたがなくなってますね。
今回「Sfumart」のサイトをたまたま知り招待券プレゼントがあったので応募したら当たったのでした。ありがとうございました。招待券がなければ後期は行っててなかったかもしれません。
新宮晋展 [美術]
「豊中から世界へ 新宮 晋 すべてがここから始まった」 豊中市立文化芸術センターで開催されています。
池田駅の改札を出て、待ち合わせ時間まで少し時間があったので案内チラシなどをみてました。
すると「新宮晋展」のチラシがあってどこで開催してるの?と思ってよく見るとこの阪急沿線曽根駅の「豊中市立文化芸術センター」でした。
帰りに寄れるじゃない!
いやいや いつからいつまで?
よく期間が過ぎてしまったチラシだったり予告の案内だったりすることもあるので目をこらして期間を見ると3/12まで。
それなら期間中だから行けるぞ!
帰りなので友人が行っても行かなくてもいいし。
ということで逸翁美術館、城址公園を回ってお茶をして友人も一緒に行くことになりました。
とあるときから新宮晋さんお名前を知りそれ以来興味を持っています。
2017年に兵庫県立美術館で開催された展覧会も行って益々お気に入りの作家さんとなりました。
先日山王美術館に行ったときにも近くに作品が設置されていたのをみたところでした。
前置きが長くなりました。
建物屋上に展示の作品
友人が「黄色い羽根と青い空でウクライナの国旗みたいね。」って言ってました。ひょっとしたら意識されてこの作品を展示されたのでしょうか。
展示室内の作品 影が動くのも面白いです。
1階の展示室に経歴や初期の絵画の作品とか世界中にある作品の模型(というのか)が展示されていました。それで終わりかと思って帰ろうとすると「絵本関連の作品はご覧になりましたか?」と受付の方に言われて「まだあったの?」と奥の方を案内していただきました。
関わった絵本の作品もいままでみたことがあったように思ってましたがこんなにたくさんあるとは知りませんでした。
そして
飛び出す絵本!
関係ないですがいいお天気でお月様がみえました。
この日はおひな祭りの三月三日。 建物内のロビーに飾ってありました。
思いがけず行けて楽しめました!
覚え書き
「絵画で女子会」 [美術]
池田市にある逸翁(いつおう)美術館に行ってきました。 展覧会のネーミングが面白いな、と思って招待券プレゼントに応募したら少しマイナーな美術館で応募者が少なかったのか当選しました。友人を誘って行ってきました。
上のチラシの左上の絵は鏑木清方でさすがに見とれました。 その左の絵は楊貴妃を描いたものです。 西王母を描いた蘆雪の絵もありました。「蘆雪もこんな絵を描くのか・・・」という感じでした。
「美人画」という言葉は江戸時代以前にはなかったと解説にありました。「へぇ~」そうでしたか。
小野小町を描いた作品が3点ほどありました。そのうち2点は後ろ姿。あとの1点はしどけない姿でとても美人には描いておらず、少し悪意が感じられました。 いろんな絵があるんでしょうね。
この美術館の一角にお茶室風(実際にお茶室なのか?)にしつらえてあるスペースがあってそこには応挙の雪景色の絵が掛けられてありました。
女子会というほどでもありませんでしたが目の保養をさせていただきました。 このあとすぐ近くにある池田城址公園に向かいました。
かみがみの森 柴田あゆみ [美術]
切り絵の作品です。Lマガの案内を見て「行きたい!」って思い早速行ってきました。 凄いだろうな、と思ってはいましたが想像以上でした。
陰と陽の織りなす世界。 柴田あゆみさんは『切り出す前の1枚の「紙」は「陰」、そこに「陽」を吹き込んであげる』というような意味のことを映像の中でおっしゃってました。
会場に入っていきなりの大作に度肝を抜かれました。 しかも細部は細かい切り込み。
そしてこんな作品もありました。 中学生の時に夏休みに立体地図の作成という宿題がありました。何枚も貼り重ねていく作業を思い出しました。
これらの作品は手に乗るくらいのサイズです。 なのでほんとに細かい作業です。 なんだか気が遠くなりそうです。
↓ ↓ ↓ 下の作品はまた違った雰囲気です。 細かい絵が描かれています。 鳩かな?飛んでる鳥もメチャクチャ小さいです。
こちらにも大作がありました。 この中に入って行きたいです。 幻想的です。
影や鏡を利用した作品。
心揺さぶられる作品ばかりでした。
どこで宣伝されていたのかわからないのですがおばさま方のグループが多かったです。 平日でしたが訪れる人も思ったより多かったです。 女性ばっかりでした。