ルート・ブリュック 蝶の軌跡 [美術]
この展覧会、なんとなく気になりながら後回しになってしまいました。
行けたら行こう、と思っているとなかなか行けないものです。
そうしていたらこの展覧会が良かったという感想をみつけてやっぱり行かなくちゃ!と思い行ってきました。
会期終了が近かったせいか結構、人が訪れてました。
フィンランド出身の作家です。
陶板画というのでしょうか。
東洋陶磁美術館で開催されていたフィンランド関連の展覧会でも少し展示されていたそうです。
陶工会社に勤めていたことともともと絵心があったようで素敵な作品ばかりです。
絵を描いてそれを石膏でかたどって原型を作るそうですが同じ原型でも色を変えると全然雰囲気も変わってきます。
父親が蝶の研究者であったことから蝶の作品もありました。
私は虫全体、蝶も好きでないのですがこの作品は見入りました。
きれいな蝶が多いのですね。
リボンを結んでいるみたいに見える蝶の作品もあり「蝶々結び」というのは「なるほど」と改めて納得しました。
晩年はタイルピースを組み合わせて壁画を作っていたようです。
凹凸があり影ができてこれも面白い作品群でした。
撮影不可だったので大きい写真がなくて残念です。
彼女が亡くなったあと、娘さんが残ったタイルピースを組み合わせて作った日本バージョンの作品です。
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いつもながら手入れが行き届いてるお庭です。ちょうど柿の実がなってました。