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「ラブカは静かに弓を持つ」 安壇美緒(あだん みお) [本]


ラブカは静かに弓を持つ (集英社文芸単行本)

ラブカは静かに弓を持つ (集英社文芸単行本)

  • 作者: 安壇美緒
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2022/05/02
  • メディア: Kindle版


集英社文芸ステーション 紹介より
『少年時代、チェロ教室の帰りにある事件に遭遇し、以来、深海の悪夢に苛まれながら生きてきた橘。
ある日、上司の塩坪から呼び出され、音楽教室への潜入調査を命じられる。
目的は著作権法の演奏権を侵害している証拠をつかむこと。
橘は身分を偽り、チェロ講師・浅葉のもとに通い始める。
師と仲間との出会いが、奏でる歓びが、橘の凍っていた心を溶かしだすが、法廷に立つ時間が迫り……』

本屋大賞関連の小説だったな。 書名に「弓」があるのですが何を意味するのだろう?というくらいの認識でしたが読んでみようかと思いました。
弓はチェロの弓だったのか・・・。
「ラブカ」は深海魚だそうで著者には潜伏しているスパイのイメージと重なったみたいです。
どんな展開になるのか? 裁判はどうなるのか? 
ネタバレをしてしまうと面白くないのでいざ感想を書こうと思うと難しいです。
読みながらチェロの曲に詳しくないのにチェロの音色がずーっと流れてくるような感じでした。
周りの人たちがいい人たちでよかったなぁ。そんな終わり方でした。
そういえば、実際に著作権関連の裁判があったことを思い出しました。

【2023年本屋大賞第2位】
【第25回大藪春彦賞受賞】
【第6回未来屋小説大賞第1位】
【第44回吉川英治文学新人賞ノミネート】

ちなみに2023年本屋大賞の大賞は「汝、星のごとく」 凪良ゆう/講談社 です。

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