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東大寺細発見 2023 その1 [趣味・カルチャー]

東大寺細発見


東大寺の僧侶の案内で境内を巡ります。
自分で地図をみながらでも回れるのですが僧侶ならではの目線やお話も貴重です。でもメモをしているわけはないのですぐに忘れてしまいます。
ただ回った場所は記憶にとどめておきたいと思うので記事として載せます。
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南大門

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2017年から毎年秋に開催されてきたそうです。
今回新聞記事に目がとまり申し込みました。応募者多数の場合は抽選とのことで結果待ちをしてたところ当選通知が届いて参加してきました。今回は「良弁僧正」テーマに鷲尾隆元・教学執事の案内です。
良弁:ろうべん、りょうべん 私は詳しくは知らないものの「ろうべん」と記憶していました。 どんな人物なのか・・・
「東大寺創建に尽力した」そうですが詳細は不明だそうです。
伝説として「生まれてすぐに 鷲にさらわれ二月堂下の大杉まで運ばれ、僧に助けられ修行し名僧となった。その後、母が全国を探し回り再開を杉の下で果たした」
この日の案内では資料をたどると「杉」ではなく「イチイの木」であったかもしれないとのことでした。 そのイチイの木も巡ります。


相輪  1970年大阪で開催された日本万国博覧会の古河館で東大寺七重塔が再現されたときの相輪だけを引き取ったそうです。 定期的に手入れをされているそうで金ピカです。

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花まつり千僧法要記念宝塔

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これについての説明はなかったのでネットで検索しました。『インドのアショカ王が建立した石柱「アショカピラー」の頭部を復元した3匹の獅子の記念碑』だそうです。




辛国(からくに)神社   東大寺建立の邪魔をする天狗を良弁僧正が退治して改心させたという由来と東大寺の建立に大きな役割を果たした「渡来人(技術力を持った職人)」を神様として祀るという由来とがあるそうです。

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京都の醍醐寺に由来する桜だそうですがなんだか枝が寂しいです。

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行基堂…これは遠目にみえて写真を撮っただけです。

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鐘楼

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開山堂  東大寺の初代別当で聖武天皇や行基菩薩らとともに東大寺の創建に尽力された良弁僧正をお祀りしたお堂

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良弁椿  東大寺の開祖である良弁の像が開山堂に祀られていることから、そう呼ばれているそうです。

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良弁杉   鷲に連れ去られ杉の木に置かれたという杉 現在の杉は三代目だそうです。 杉の後ろにみえるのは二月堂。

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二月堂  このお堂で修二会(しゅにえ)が旧暦の2月に行なわれます。 修二会(しゅにえ)→「お水取り」という名で親しまれる春の訪れを告げる行事

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開山堂から二月堂がよくみえます。



今回はここまでとします。 また後ほど続きをのせます。


一応お聞きした話の確認をしたつもりですが聞き違い、思い違いもあるかもしれません。ご容赦ください。


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JUNKO

大変よい勉強になりました。次回を楽しみにしています。
by JUNKO (2023-11-15 22:42) 

つぐみ

もう少し詳しい説明ができればいいのですがなかなかそこまでに至りませんでした。
少しでも参考にしていただければ嬉しい限りです。
by つぐみ (2023-11-16 21:23) 

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