「天才作家の妻 40年目の真実」 [映画]
とある老作家の家に電話が鳴ります。それは「ノーベル文学賞」受賞のおしらせ。 夫婦して喜びますがだんだんと妻の機嫌が悪くなっていくのです。 それは・・・。
受賞した夫の作品はほぼ妻が書いていたのです。最初は手直ししていたのがいつのまにか妻が主体で書いて夫の名前で発表していたのです。
今でこそ女性作家は大勢いますが当時は読んでももらえないのでした。
恐らくそんなこともあって夫の名前で発表することになったのでしょう。
でも受賞するのは夫。
ストックホルムのホテルでケンカに発展します。
夫は夫で妻の作品を自分の名前で発表していることにプライドは傷ついて浮気を繰り返していたし、またそれをネタに妻は作品を書きそれが売れるという矛盾。
浮気をなじると
夫は「なぜ私と結婚したのか?」
妻は「わからない・・・」
妻が不機嫌になったのは夫が受賞するからだけではなくてそういう方法を選んだ自分に対してだったのではないでしょうか。
時代背景もありあのときの選択はそれをよしとしたのでしょう。
ノーベル賞を受賞することがなければこんなことも起こらなかったのでしょうに。
結婚後、彼の作品の作風が変わったことに気づいた記者が妻に近寄ります。
事実を暴くことも選べたのにそれに対しては「NO」でした。
これは男女で見方が変わるのかな?と思ったりします。
いろいろ考えさせらた映画でした。
原題は「The Wife」
こんにちは^^
意外とありそうなお話ですが、映画にして観ると面白いかも知れませんね。
お互いの感情の表現なども見られますし^^
映画、もう何年ご無沙汰でしょうか...
by いろは (2023-06-22 16:44)
こんばんは。
妻を演じた女優さんの演技が自然でありながらも自然なだけに凄みがあって迫力ありました。
若い頃はあまり映画に興味がなかったのですが最近よく観るようになりました^^
by つぐみ (2023-06-22 20:27)