藤田美術館 [趣味・カルチャー]
江之子島文化芸術創造センターから藤田美術館へやってきました。
今回訪れたのは書道の先生から是非実物の書をみてほしい、と言われてやってきました。 ちょうどこの日は「きれいな字ってなんだろう?」という学芸講座が開かれるからでした。 書道はまだまだ初心者なのでいろいろとっかかりをみつけたかったのです。 このロビーでの講座でちょっとびっくりしました。ロビーにいる人、誰でも興味があれば参加して展示をみてほしい、という意図でしょうか。
↓ 美術館の重厚なドア 最近建て替えられたのですが以前のドアを再利用されたのだったかと思います。
「きれいな字って書写のお手本のイメージ。 美しい字とはまた違う・・・。」 きれいな字は時代によっても変化するそうです。 書は読めないからスルーする、ではなくて読めなくても美しさを感じ取ってほしい、好き、嫌いでもいいです。」 とおっしゃってました。
小倉色紙 藤原定家 鎌倉時代 13世紀 独特の書風(定家様)ですが愛されたのだそうです。
国宝 深窓秘抄 平安時代 11世紀 青と紫の染模様が飛ぶ和紙
優美な仮名文字。 学芸員の方が「好きな書」とおっしゃってました。 私もこれが今日の一番かな、と思いました。
重文 古今和歌集巻十八断簡(高野切) 平安時代 11世紀
先生がみてほしいとおっしゃてた書です。これも美しい書です。
聚楽行幸歌六十八首巻物 烏丸光廣 江戸時代 17世紀
この書はダイナミックです。
大隈重信書状 こちらの書面は別の部屋に展示されていました。
すごく達筆でなおかつ読みやすい字です。
書 以外の展示品のピックアップ
堆朱牡丹文大香合 中国・明 15世紀 堆朱(ついしゅ)とは漆塗りの技法だそうです。 香合ですが大きいです。
立派な雛人形
手のひらに乗るくらい小さいです。
書の美しさは感じ取れました。 実物の方がいいとはわかりますが印刷との違いがさほどわかりませんでした。 読めないのはやっぱり面白くないです。読めるようになりたいと思いながらもなかなか勉強ははかどりません。
2024/03/13
美しい日本の文字ですね。優雅です。
by JUNKO (2024-03-20 20:32)
達筆過ぎる書って、読めないでやすよね。
あっしも読めたほうが楽しいなあ。
by ぼんぼちぼちぼち (2024-03-21 13:14)
JUNKOさん
仮名文字って線の連続で優美ですよね。
こんな風に書けたらいいな、と憧れます。
by つぐみ (2024-03-21 20:19)
ぼんぼちぼちぼちさん
やっぱり読めたらより楽しめますよね。
読めるようになりたいものです。
by つぐみ (2024-03-21 20:22)