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貝殻旅行- 三岸好太郎・節子展- [美術]

神戸市立小磯記念美術館へ行ってきました。

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三岸好太郎の作品をまとまって見た記憶がないので行きたいと思いながらコロナのせいにしてなかなか行く機会を失していました。
2/13までなのでこれは行かなくては後悔すると思いようやく行く事ができました。

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子煩悩ではあったようですが家庭を省みない自由人であったらしく節子は悲しみや怒りを抱えていたようです。好太郎が亡くなって「これで死ななくて済む」と思ったそうです。
でももし生まれ変わって結婚するとしたら好太郎なんだそうです。

絵もいろんな画風があり面白い画家だったんだなぁ、という印象を持ちました。

幼児の頃の娘を描いた絵…ご本人のお顔は知らないけれどかわいらしいというより大人びた美人に描いてるなぁ、節子に似てる?と勝手に思いました。


「海と斜光」から(三岸好太郎)
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貝殻の展示もありました。
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節子の「さいたさいたさくらがさいた」(1988)も展示してありました。
以前観た時はもっと大きい絵と思っていたのですが思ったより小さかったです。


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真ん中の下の絵 「作品Ⅰ」(三岸節子)
解説には「よりそう夫婦のようにもみえる」と記してあり、なるほどなぁ、と思いました。



小磯良平記念美術館
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小磯良平のアトリエが移築してあります。
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2022/02/08
覚え書きとして記します。


生誕110年記念 三岸節子展 香雪美術館 2016年

三岸節子展 高島屋 2010年 

三岸節子展 高島屋 2005年


芝木好子が小説化しています。 私が読んだのは「羽搏く鳥」でしたが改題されたものかと思います。

羽搏く鳥 (1983年) (中公文庫)

羽搏く鳥 (1983年) (中公文庫)

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: 文庫





火の山にて飛ぶ鳥 (1975年)

火の山にて飛ぶ鳥 (1975年)

  • 作者: 芝木 好子
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1975/01/30
  • メディア: 単行本



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mirro

何度も好太郎も節子も観ました。二人とも大好きな画家ですが、
節子さんの長い画歴の全てが素晴らしい作品ですが
「20才の自画像とさいたさいたさくらがさいた」
この2作は圧巻だと思います。。
「さいたさいたさくらがさいた」は確か100号ですが、
そんなに大きく見えなかったのですね?
何号位に見えました?

by mirro (2022-02-15 01:00) 

つぐみ

号数はわからないです・・・。
最初に観た時に描いたときの年齢とその絵に感嘆したのでその時は大きくみえたのかもしれません。
でも何回か見てるような気がするのですが・・・。
今回期待しすぎたのかもしれません。
by つぐみ (2022-02-15 20:49) 

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