「スモールワールズ」 一穂ミチ [本]
【第165回直木賞候補作】(2021年7月)
「2022年本屋大賞の最有力候補」とも言われている作品だそうです。
「ネオンテトラ」
「魔王の帰還」
「ピクニック」
「花うた」
「愛を適量」
「式日」の6編の短編集。
評価が高いので読んでみました。
少し思っていた感じと違ってました。
いろんなテイストの短篇があり、心がざらつく作品もあったり、深刻な題材の割にユーモラスに書かれたいたり、共感できなかったり、いろいろでした。
あざとい、といえばあざといか・・・。
ただなんか後ろ髪を引かれるような短編集でした。
ちょっとその後のことが気になったりします。
連作短編集ではないけれど繋がりがある作品もありました。
帯にQRコードがありネットで読む事ができた作品
スモールワールズ刊行記念〈特別ショートストーリー〉「回転晩餐会」
これもまたひとひねりがありました。
なんか裏があるな、と素直に読めなかったのですが、「そういうことですか。なるほどね。」という感じでした。
スモールワールズ刊行記念〈特別ショートストーリー〉「回転晩餐会」
- 作者: 一穂ミチ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2021/03/05
- メディア: Kindle版
""あざとい""という感想?・言葉?が気になりました。
作家の手法に対してでしょうか?
by mirro (2021-11-12 20:54)
そうですね。
高評価ゆえそう感じたのかもしれません。
他の作品はどうなのかな?とも思います。
個人的はあんまり好きではなかったのですが記録として残しておきました。
by つぐみ (2021-11-13 20:37)