「グリーンブック」 [映画]
黒人ピアニスト(ドン・シャーリー)がアメリカ南部へのコンサートツアーに同行するイタリア系の白人運転手(トニー)を雇います。
運転手兼ボディガードです。
トニーは黒人に対して差別意識を持っていることを自覚しており、ましてや家を長期間、空けないといけないので最初断るのですが妻を説得されてて渋々請け負うことになりました。
繊細で上品なドンとがさつなトニーの2人なので最初は衝突することが多いのですが次第にうちとけていきます。
「グリーンブック」とは50年代から60年代、人種差別の激しかった南部に旅をする黒人のために作られた施設利用ガイドのことだそうです。
一般のホテルに黒人は泊まれないのだそうです。
ピアニストとして名を馳せているドンでも黒人故に控え室は倉庫だったり、トイレは誰も使っていないような屋外のトイレを使用する事を言い渡されます。
そういう態度、風習に対してトニーも段々と納得いかなくなりドンを擁護するようになっていきます。
極めつけはライブに演奏者としてよんでおきながらそこでのレストランでの食事はできないと言われます。
これに対してはドンも納得いかずこのライブをキャンセルしてしまいます。
でもとおりがかった黒人専用のお店で飛び入り演奏して客たちも大満足。
その後2人は親友であり続けたという実話だそうです。
黒人差別を扱いながら友情にも重きをおいた映画だと思いました。
人種差別だけでなく、いろんな差別なかなかなくなりませんね。
by mirro (2021-09-10 22:14)
そうですね。
「足を踏まれた人の痛みを知る」でしたか。
自分自身も振り返りながら・・・。
by つぐみ (2021-09-11 21:01)
是非見てみたいですね。
by U3 (2021-09-11 21:59)
コメントありがとうございます。
機会があればご覧ください。
by つぐみ (2021-09-12 20:30)
こんにちは^^
人種差別は結構映画でも取り上げられていますね。
「風と共に去りぬ」の黒人の召使い、今は問題になってあまり上映されなくなったと聞きます。
主人公が黒人で、運転手が白人というのも、なんだか複雑ですね^^
by いろは (2021-09-14 14:19)
>主人公が黒人で、運転手が白人というのも、なんだか複雑ですね
そうなんですよ。
その点もいろいろな場面で見どころというか問題をなげかけているというか・・・。
複雑さも描いていたと思います。
でもそんなに深刻な感じでなく楽しめましたよ。
by つぐみ (2021-09-14 20:45)