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家族がテーマ?の映画 2本 [映画]




長いお別れ [DVD]

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  • 発売日: 2019/12/06
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題名からして亡くなることかな?と思ってましたが「長いお別れ」」とは「認知症」のことを指しているのだそうです。
認知症の壮絶な介護の場面はありません。
キーワードは「帰る」「家族」だと感じました。
父親はしきりに「帰る」事を意識して「帰る」と言います。
どこに帰りたいのか?
家族はその言葉の意図がわからずあちこち連れて行くのですが・・・。
映画に登場する娘たちは「実家に帰る」」と言ってます。
私は今まで「実家に帰る」と表現したことはなかったように思います。
「実家に行く」ですね。
ただアメリカに住んでいたら「日本に帰る。日本の実家に帰る」という言い方はするかと思います。
家族で穏やかに父親を見送る。
理想的です。
原作は未読です。実話を元にした作品だそうです。映画はほんわかとしています。
いろんな言動が伏線として再度登場します。
レビューはあんまりよくないのですがこの映画、私は好きです。
松原智恵子さんって若い頃はそんなにお上手じゃないと思っていたのですが長年コンスタントに映画やドラマ出演されていてしかも「天然的」な感じが好感を持つようになりました。
竹内結子さんが出演されていて若くして亡くなってるだけになんだか見ていて辛かったです。
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運び屋 [DVD]

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クリント・イーストウッド 監督主演。
クリント・イーストウッドの映画って「ダーティーハリー」を大昔に見てかっこいいなぁ、と思ったのを覚えています。
何年前なんでしょうか?
撮影時は88才。私としてはギャップが大きすぎて年取ったなぁ、というイメージ。
でもかくしゃくとしていますね。
デイリリーの栽培にのめり込むあまり、家族をないがしろにしてしまい娘からは愛想をつかされてしまいます。
栽培農園も差し押さえになりトラックで妻や娘たちの家に行きますが歓迎されるわけもありません。
孫だけは優しく対応してくれてその婚約パーティーで参加者からあるものを運送する仕事を斡旋されます。
最初は何を運んでいるのかわからなかったのですがあまりにも報酬がいいのでそっと見てみると麻薬だったのです。
得たお金でまずは自分の農場を買い戻します。そして孫の結婚式の費用、退役兵士の交流会館の復活など次々にお金をつぎこんでいきます。
老人であったことやフラフラと寄り道をしたりするので警察の目からは盲点でした。
しかし見つかることは時間の問題。
そんな中、運搬中に妻が危篤であることの電話が入ります。
内容に触れますがよろしければ続きをどうぞ・・・

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今まで仕事中心で家族は2番目だった彼が運搬を止めて妻のもとに向かいます。
病床の妻は聞きます。
「あの大金はどうして稼いだの?」
「麻薬を運んだ金だよ。」
「そんなことあるわけないじゃない・笑」と冗談だと思ったようです。
最後は家族を選んだんですね。
そしてとうとう逮捕されてしまいます。
恐らく裁判での弁護次第では執行猶予もついたかとおもうのですが自ら刑に服することを申し出ます。
これも実話から着想を得た映画だそうです。

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コメント 4

mirro

『実家に帰る』
自分の家は『帰る』で『行く』とは言わないし、私は実家は自分の家だったので『帰る』です。
つぐみさんは関東に住まわれたことが長くあったのですか?
前回の『食べちゃいました』も大阪人は決して『ちゃいました』とはいいません。
この『帰る』も地方差があるのかなと思ったりします。
娘と言うのはつぐみさんの娘さんですか?
やはり大阪が長い?
by mirro (2020-12-20 19:48) 

つぐみ

関東に住んだことはないのですよ。
テレビや周りの人からの影響で私の言葉もずいぶん入り乱れているのでしょう。

『実家に帰る』…結婚後に実母と同居していたこともあって「実家」自体の感覚がないのかもしれません。

映画の中の「娘」の話です。言葉足らずでした^^;

私の文章力ではなかなかいろんなこと伝えるのが難しいな、とよく思います・・・。仕方ないですけれどね。



by つぐみ (2020-12-20 21:33) 

いろは

こんにちは^^
認知症を題材にしている映画やドラマは、ちょっと悲しくて観ていられません^^
私も高齢になり、あのようになったらと思うと...。
家族で穏やかに親を見送る。なかなか出来る事ではないような^^
本当はそれが理想ですけれど。

by いろは (2020-12-22 16:48) 

つぐみ

こんばんは。
「長いお別れ」は認知症をユーモラスというほどではないけれど暖かいまなざしで描かれていますよ。

穏やかに親を見送るのは理想ですよね。



by つぐみ (2020-12-22 20:01) 

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