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芸術家が登場する映画 2作品 [映画]


セザンヌと過ごした時間 DVD

セザンヌと過ごした時間 DVD

  • 出版社/メーカー: PONY CANNYON Inc(JDS) = DVD =
  • メディア: DVD

題名には「セザンヌ」が入ってますが中心人物はエミール・ゾラ。
幼少の頃に友達でその後、ゾラは売れて第一線で活躍中。
しかしセザンヌは親からの支援もなくなり売れない画家。
最後はそんな2人の友情に溝ができてしまったという物語。
セザンヌも売れたのは晩年だそうで若い頃は不遇の画家だったのかと知りました。





ジャコメッティ 最後の肖像 Blu-ray

ジャコメッティ 最後の肖像 Blu-ray

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: Blu-ray
あえて邦題にジャコメッティが入っていてわかりやすいです。
ジャコメッティの個展に訪れた美術評論家ロードに「モデルにならないか?」と誘います。
「2,3時間で終わるから」と言われて受けたのですが2日過ぎても1週間過ぎても出来上がらず困ってしまいます。
描きあがるのだけれど「いや、違う。」と白い絵の具で塗りつぶしてしまうのです。
ジャコメッティの弟にも相談するけれどどうしようもなくそのままズルズルとモデルを続けます。
18日目、ジャコメッティが筆を持ち替えようとしたときにモデルのロードが立ち上がり「いい出来栄えだ!」と褒めて弟にも共感を求めます。
それでようやく出来上がったという次第です。
これがジャコメッティが描いた最後の肖像画ということです。
矢内原伊作がモデルを2年務めたということを先の展覧会で知りましたが18日ならましなほうですね。まぁ、無理やり終了させたのですが。
その矢内原がちらっと登場してました。ジャコメッティの妻と服は着ていたもののベッドの上でなにやら親しげに話をしているという場面。
「え?そういう関係だったんだ・・・。」
後で調べてみるとジャコメッティ公認の関係だったみたいです。
多分展覧会でもちゃんと資料を見ていたらこのあたりのことも知ることができたのでしょうがサラッとみただけだったので知りませんでした。
なんだかなぁ、という気もしますが芸術家の人間関係も不思議なことが多く下々の人間には理解できないのかもしれません。

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mirro

今回つぐみさんが見られたこの2本の画家の映画・DVDにふと、ゴッホの狂気のことを思いだしました。

以前つぐみさんにも私のブログで見て頂きましたが超有名な画家達の【向日葵】の作品のなか、ゴッホの向日葵がとても怜悧に理性的に
堂々と描かれているとあの時改めて思いました。
そしてゴッホはとても理性的な人だったのではと思いました。

一昨年だったかに【ゴッホの死の謎】という映画があったのですね。
ゴッホが唯々狂気に苛まれていたのか?という疑問符を与えた、そこを追求した映画だったのかと、この2作品から、ふと思い出しました(;´∀`)
by mirro (2019-11-18 12:43) 

つぐみ

今現在もゴッホの映画が上映されているようです。
いろいろ興味が尽きない人生ですね。
mirroさんのおっしゃる映画、調べてみましたら「ゴッホ~最後の手紙」のようですね。
多数の画家たちがゴッホの絵を再現したとか・・・という話題は知っていたのですが死の謎に迫った映画だとは知りませんでした。
ゴッホが撃った?銃がみつかっていないことをつい最近知りました。
この映画も観たくなりました。

by つぐみ (2019-11-18 20:39) 

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