SSブログ

小川晴暘と飛鳥園 100年の旅 [美術]

奈良県立美術館で開催中です。



s-IMG_5617 z.jpg



HPより抜粋***

『奈良を中心に各地の仏像を撮った写真家・小川晴暘(おがわ・せいよう 1894-1960)。彼が創立した仏像撮影専門の写真館・「飛鳥園」は2022年に創立100年を迎えました。
(中略)
写真館飛鳥園の活動は小川光三、小川光太郎へと引き継がれ、その活動は現在も奈良の地で続いています。
 本展は、小川晴暘・光三親子の写真作品を中心に、文化財保護活動を支えると同時に仏像写真を芸術の域に高めた飛鳥園の活動を振り返ります。』



■展示構成
序章 飛鳥園 旅のはじまり
第1章 小川晴暘と飛鳥園
第2章 小川晴暘とアジアの仏教美術
第3章 小川晴暘から小川光三へ
第4章 飛鳥園100年の旅 志を継いで




s-IMG_5618-crop.jpg





240426ob  z.jpg




昨年末に東大寺の大仏殿を参拝したときに大仏のポスター写真をみたのでした。 その時の撮影者が「小川なんとかさん、飛鳥園の方」というおぼろげな記憶がありこの展覧会に行かなくちゃ、と思ったのです。 小川なんとかさんのことを詳しく確認すればよいものをそれを怠りました。 てっきりその方の展覧会だと思っていたのです。そしたらそのポスターの撮影者は「小川光三」(小川晴暘氏の三男)さんだったことが家に帰ってから判明しました。 



小川晴暘氏の写真は時代のこともあってか白黒で 小川光三氏の写真は主にカラー写真でした。 白黒写真をみなれるとカラー写真だと陰影がはっきりしすぎるような気がしてしまいました。 でもカラー写真をみなれるとさほどそんなことは感じないのですよね。 不思議です。 比較することによって生まれた感覚でしょうか。


小川晴暘氏の広隆寺:弥勒菩薩像の横顔と中宮寺:菩薩半跏像の横顔の写真の間に中宮寺の菩薩半跏像の正面写真3枚が並べて展示されていて圧巻でした。 どちらも好きな菩薩像なのです。 写真撮影が不可だったのが残念です。 目にはとどめてますが忘れてしまいますもんね。 ただこの時の感動は忘れないようにしたいです。



そしてふと思い出したのが昨年キャノンギャラリーの個展を見に行った佐々木香輔さんのことでした。 そういえば飛鳥園に勤務されてたのでしたっけ・・・。 小川光三氏に師事されていたんだそうです。 






/////////////////////////////////////





奈良地方裁判所前 中に入っての撮影は不可でしたので外から撮りました。 ナラノヤエザクラかと思います。ギリギリ見ることができました。 藤は終盤な感じでした。

page240426n2.jpg




奈良国立博物館  遠目でこの角度からの写真は撮ってなかったなあ、と思って撮りました。

page240426n1.jpg






sp-DSC_4535.jpg





飛火野にも藤が咲いていると聞き行ってみました。


page240426n4.jpg


飛火野という地名は有名ですが意外にも飛火野に来たのは初めてのようです。 こんな芝生の場所があったのかと。 奈良公園内ではなくて春日大社の敷地内のようです。


page240426n3.jpg




s-IMG_5614.jpg





予定していた所を全部行くことができました。 ヤレヤレ~です。 翌日はグッタリ、ゴロゴロ過ごしました。

続きを読む


nice!(19)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー