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開館1周年記念特別展 大阪の日本画 前期 [美術]




北野恒富「宝恵籠」

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HPより
『明治から昭和に至る近代大阪の日本画に光をあて、50名を超える画家による約150点の作品を展示します。また、作品が生まれた背景にも目を向けることで、個々の作品の魅力や画壇のあり方をより深く知るとともに、今につながる大阪の街の文化を浮き彫りにします。』




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大阪の美術館ならではの展覧会。
大阪の女性画家の展覧会は何度かあって観に行きましたが近代の男女含めてとなるとこれほど大々的な展覧会はなかったような気がします。
当たり前のことながらあまり知らない画家が多かったです。
天王寺にある大阪市立美術館で少しは展示されたこともあったのでしょうけれど、スルーしてたのでしょう。




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大阪の女性画家についてはこの中之島美術館ができるまでにその所蔵品を心斎橋展示室で観たことがあってそれ以来ずっと追いかけています。
この心斎橋展示室でみた経験は私の中では凄く記憶に残っていてかえすがえすもこの展示室が当時の市長によって「無駄」と切り捨てられ閉室されたことが残念でなりません。


写真OKのエリアがありました。
吉岡美枝 「ホタル」
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生田花朝 「天神祭」
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高橋成薇 「秋立つ」
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大阪美術倶楽部の緞帳下絵が展示されてましたが 実物も展示されていました。
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大阪では鯉の絵よりも鯛の絵が好まれたというキャプションをみて「大阪らしいな」と思わず笑みがこぼれました。ちょうど鯉の絵の近くに鯛の絵が展示されていて改めて見直したら私も「鯛の絵の方が好きだな」って思いました。


今回着物で訪れるとポストカードがプレゼントされるそうです。駅で1人、館内で2人着物姿の方をみかけました。


前期後期で半数以上が入れ替えられるそうで後期も行ければいいな、と思っています。前期の半券をみせれば200円引きという粋な計らい?もあるそうです。



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