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「新聞記者、本屋になる」 落合博 [本]


新聞記者、本屋になる (光文社新書)

新聞記者、本屋になる (光文社新書)

  • 作者: 落合 博
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2021/09/15
  • メディア: 新書



新聞社を早期退職して本屋を始めた顛末を記した本です。
なぜ本屋を開業したかったのかご本人もわからないとのこと。
でも仕事柄、蔵書がかなりあったそうですし、本そして活字との関わりも深くスキルは一般人とはレベルが違うような気がします。
いろんな人との出会いがあり人脈も多少あったのではないかと思ったりします。
ただ本屋を開業するにあたっていろんな人にコンタクトを取りお話を伺ったとの事です。

印象に残った事 -------------------

古本よりも新刊を扱う方が勢いがあるというアドバイス、そして買い取り価格を決められる経験がない ので修行が必要になるということで新刊の本屋を選択。

借りようとしていた物件の近くにたまたま空き倉庫があることを知りそこを借りることにしたそうですが、結果的にこちらにしたことが後々好都合だったようです。これも偶然。

ベストセラーは置かない
コンセプト:テーマ、著者、出版社、装幀
装幀が命 電子書籍との決定的な違い
賞味期限のある本は置かない
自分の感覚を信じて選書を続ける

パートナーが安定収入があるのでやっていけてるとのこと
もちろんパートナーは大反対で今もなお認めがたいと言うスタンス

63才から年金受給が目前とのことで仕事兼生きがいというところかな?とも思ったりしました。


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コメント 2

mirro

以前古本を引き取りに来てもらった時も、
古くて希少価値がありそうなものより、
最近出版されたモノを買い取ってくれました。

by mirro (2022-01-20 20:56) 

つぐみ

査定も難しそうです。
知人が処分したときは和綴じ書を高値で買い取ってくれたと言ってました。
町の本屋さんもなくなっていくいく一方、個性を売りにする本屋さんも少しではあるけれど増えていってるようです。
by つぐみ (2022-01-21 22:22) 

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