新風館 [建築]
シダネルとマルタン展のあと烏丸御池にある「新風館」にやってきました。 2020年に隈研吾氏監修によるリニューアルオープンしていてまだ訪れたことがなかったのです。
地下鉄から地上に上がり新風館をめざして歩いて行くとこんな建物がみえてきました。
新風館の歴史 (HPより抜粋)
1926年(大正15年)「旧京都中央電話局」竣工
2001年(平成13年 旧電話局の外観をそのままに、英国の著名な建築家、リチャード・ロジャースが増築建物の意匠を手がけた商業施設「新風館」開業。
2016年(平成28年) 一時閉館
2020年(令和2年) 再開発を経てホテル・店舗・映画館からなる複合施設「新風館」(隈研吾氏監修)としてリニューアルオープン
別の角度から
中庭 中央にみえるオブジェは名和晃平氏によるものらしいです。
ホテル部分の建物
以前の新風館の中庭付近の写真がありました。 今回の写真とあわせてご覧ください。
新風館の向かい側 老舗の和菓子屋さん?
烏丸御池付近でのレトロビル みずほ銀行京都中央支店(旧第一銀行京都支店)
三条通りでのレトロ建物 家邊徳時計店(やべとくとけいてん)店舗 現在は時計店ではありません。
レトロビル探訪の1日でもありました。 京都散策は以上でおしまいです。
京都 七条 レトロビル [建築]
美術館「えき」KYOTOはJR京都駅ビル内伊勢丹の中にあります。 七条通に近くて以前にも七条通のレトロビルを写真に撮ってたのですが撮り損ねた建物もあったので今回再度行ってきました。
烏丸七条を西へ歩いて行くとまずこちら。北側にある 旧鴻池銀行七条支店の建物。
そして南側にある富士ラビット(元自動車販売会社) 1階はなか卯が入っているのでお昼時は行列ができています。 内装はどうなっているのでしょうか。
しばらく西へ行くと北側にある 旧村井銀行七条支店の建物。
七条通ではないのですが近くには関西電力京都支社の建物があります。
そしてレトロビルではないですが京都駅前にそびえる 京都タワー。
おまけ 2階建てバス。 なかなか稼働率もひくいのでしょうか。
建物に詳しい訳ではないのですが見るのが好きなので写真を撮って楽しんでいます。 このあと烏丸御池に出て新風館に行きました。 また後ほど載せます。
大江ビルヂングなど~ [建築]
レトロビル 大江ビルヂングに行ってきました。
名前は聞いたことがあったのですがどこにあるのかも知らなかったのです。
いつもブログにコメントをいただいているmirroさんの個展に伺う予定にしていたのですが数日前にその個展のギャラリーである「ギャラリー白」のすぐ近くにこの大江ビルヂングがあることがわかりました。 何という偶然!
残念ながら建物内は撮影禁止でした。なので外観だけです。
裏口でしょうか。
郵便受けも旧式のまま残ってました。 たまたまビーズ屋さんがこのビル内に入っていてそこへお邪魔してきました。探していたビーズはなかったのですがビーズ屋さんのおかげで建物内に躊躇せずに入れました。
淀屋橋駅に向かおうと歩いていたら水晶橋に出てきました。
水晶橋
ちなみに大江橋
そして前回、淀屋橋界隈を訪れて写真を撮り損ねていた鉾流橋(ほこながしばし)の写真も撮ってきました。
そしてこの橋を渡った先に鳥居をみつけました。
案内表示もなかったようなので写真だけ撮ってあとで調べました。 「天満宮鉾流斎場」とわかりました。 天神祭の時にここで祭事が行われるらしいです。
中之島図書館のあたりで咲いていたタチアオイが綺麗だったので写真を撮りました。
ギャラリー白ではmirroさん出谷和子さんの個展が行われていてお邪魔してきました。 描きたいものがありそれを絵にされていてそのパワー、エネルギッシュさに脱帽です。 絵だけでなく生き方もパワーがあります。
今日の予定はこれで終わりだったのですがせっかくなので中之島バラ園に寄ってみようかと足をのばした次第です。 思っていたよりバラが咲いていたので行った甲斐がありました。
高島屋東別館見学ツアー [建築]
高島屋東別館見学ツアーに参加することができました。
いろいろ説明を伺ったのですが記録する余裕がありませんでした。なので写真の説明ができなくて申し訳ありません。
エレベーターホール 地下1階と1階
エレベーターホール意匠
非常階段として手すりを新たにつけて残してあるそうです。
貴重な当時の電灯
てすり
普段は下りられない左手の階段を下りていきます。(北側の階段) 南側の階段はホテル内に残されています。写真は最後に載せています。
この奥に社員?食堂があったそうでその名残のタイルだそうです。
こういう表示もあえて残してあるそうです。
地下2階だったか? 上が吹き抜けで外からの光をこのタイルに反射させることによって地下に光を取り入れて少しでも明るくなるようにしていたそうです。
タイルの裏側は配線に利用していたそうです。
ビルの外、裏側です。 これは排気筒だったでしょうか?
松坂屋時代に増築予定だったそうです。
ビルの外の意匠
「アカンサス」モチーフがあちらこちらにあります。 「アカンサス」とは葉を表現した古代ギリシャ以来の主要なモチーフだそうです。(パンフレットより)
エレベーターホール
道路に面する歩道
現在営業中の入り口付近の意匠
現在ホテルとして営業されているエリアの南側の階段。
ホテル内のエレベーター
↓ この写真はホテルの隣にある別のエリアのカフェ内です。エレベーター跡のように思ったので講師に質問しました。
戦前は確かにエレベーターだったそうです。戦中に金属を提出することになり閉鎖されて今回も中を点検したそうですが配線とかに使われているようでとても再利用できる状態ではなかったそうです。
一応自分なりに系統立てて載せたつもりですがちぐはぐがあるかもしれません。説明も記憶の範囲なので思い違いもあるかもしれません。 私的な記録として載せておきます。
ちなみに下の写真は2010年頃訪れたときの写真だと思います。 なんとなくいにしえ色がしてこちらの方が好きですがリノベーションされた建物も年を経ればいぶし銀のようになるのかもしれません。 確か朝ドラ「カーネーション」で百貨店としてのロケ地だったと記憶しています。
2022/04/03
高島屋東別館 [建築]
こちらが高島屋東別館 高島屋史料館がある建物です。
史料館の奥にエレベーターホールが改修保存されていて公開されています。(稼働エレベーターは1台のみですが一般利用はできなかったと思います。)
古いボタンも残されています。
天井など細部のデザインが素敵です。
保存されている階段部分。見学ツアーの際にはこの階段を下りることができました。
玄関付近の意匠
玄関の天井
外壁部分
現在の東別館です。 このあと見学ツアーの写真を載せます。
大大阪の百貨店 第Ⅰ部 (3/25) [建築]
高島屋東別館・重要文化財指定記念展 大大阪の百貨店 [第Ⅰ部] 百貨店建築の登場
HPより
いまから100年前の1922(大正11)年、高島屋は大阪・堺筋の長堀橋詰に近代ゴシック建築の大型店舗(長堀店)を開店―これが高島屋初の本格的百貨店の誕生でした。
当時の堺筋には、三越、白木屋がすでに大店舗を構えており、さらに翌年には松坂屋が開店。市電も走る堺筋は「百貨店通り」と呼ばれ、大阪随一のメインストリ―トとして繁栄しました。この時期、大阪は人口・面積で日本最大の都市に、世界でも有数の大都市「大大阪」となりました。華やかで活気にあふれた「大大阪時代」の象徴のひとつが、堺筋に建ち並んだ百貨店建築でした。しかし、昭和初年、御堂筋の建設計画が始まると、高島屋が南海店(現 大阪店)を開店するなど、在阪百貨店の地図は大きく変化することになりました。
近代都市「大大阪」の変貌を百貨店からみつめ直します。
高島屋東別館
東別館のジオラマ
2020年にリノベーションされてどれくらい維持されているのか気になっていました。 この展覧会をみていろいろな部材を残されていることを知りました。
当時の玄関扉
エレベーターホール関連のもの
包装紙
最初に建てられた長堀店のジオラマ。 現在は残っていません。
高島屋が長堀橋に最初に誕生したのは知りませんでした。
写真撮影可能だったものだけなので全貌はわからないと思いますが私の私の記録として残しておきます。
当時の地域新聞だったか?(今で言うミニコミ誌かな?)には高島屋、松坂屋、大丸、三越のカラーを言い当てた辛口のコメントも面白かったです。
当時は堺筋がメインだったんですね。今の御堂筋は大きなビルの有名企業が多い感じでちょっと臆する感じです。私の若い頃は既に御堂筋がメインでしたが個人的には堺筋に結構ご縁があってあの通りはよく歩いてるので親近感があります。
この展覧会へは3/25に訪れました。 常設展示も載せますが後日4/3に見学ツアーが開催され申し込んだところ参加できたのでそれも載せたいと思っていますが苦戦しています。載せられればいいのですが・・・。
中之島にて [建築]
古文書塾の講座は大阪府立中之島図書館でありました。
やっぱり風格あります、この建物。以前に撮った写真も含まれています。
図書館内にカフェがオープンして何年か経ちますが初めて訪れました。
スモーブローキッチン
そしてお隣の公会堂の写真も外せません。
やっぱり風格あります、この建物。以前に撮った写真も含まれています。
図書館内にカフェがオープンして何年か経ちますが初めて訪れました。
スモーブローキッチン
そしてお隣の公会堂の写真も外せません。
壽ビルディング [建築]
四条河原町を少し南におりたところです。
壽ビルディング。
「エレベーターはないよ。」と友人が言ってたのですが奥にある新しいビルと繋がっていてそちらにエレベーターはありました。 でも階段が素敵です。
「ミナ ペルホネン」、絵本の「メリーゴーランド」、「TOBICHI京都」(「ほぼ日刊イトイ新聞」運営のショップ&ギャラリー)、アトリエシムラ Shop & Gallery(志村ふくみさんのお孫さんが立ち上げたブランド)などが入っていました。
2021/12/17
グランドサロン十三 [建築]
大阪市内「十三(じゅうそう)」にある「グランドサロン十三」です。内部公開があるということで行ってきました。
これがステージですね。 舞台の前の部分を引き出しをしまうように後ろに格納すればスペースがあきダンスができるようになるのだそうです。
ミラーボール
テーブル番号はハートのプレート。
階段もゴージャスです。
ビルの横の黄色い大きな看板。このキャバレーの広告です。
現役でキャバレーが存在している事を知りませんでした。 このご時世なかなか経営も難しそうですが頑張っておられるのですね。
小説「グランドシャトー」を読んでキャバレーの中を見られたらいいな、と思っていたので千載一遇のチャンスで内部を見る事ができました。
なんだか不思議なご縁、こんな事もあるのですね。
本願寺伝導院 [建築]
明治45年、「真宗信徒生命保険株式会社」の社屋として建てられ、現在は僧侶の研修施設として使用されているそうです。 最寄り駅は京都駅。本願寺の近くにあります。
設計は建築家・伊東忠太。
龍谷ミュージアムを訪れたときにこの建物を知りました。普段は中に入れず今回公開している事を知り行ってきました。
でも内部の写真撮影はNGでした。 残念。
天井は木材で意匠が施されていて重厚な落ち着いたデザインでした。 各部屋少しずつデザインも照明も違っていました。
外には伊東忠太の存在感を示す妖怪?たちがいました。
伊東忠太は築地本願寺 平安神宮 祇園閣なども設計しています。
祇園閣
2014年の公開時に訪れてました。 あんまりいい写真ではないのですが参考までに載せます。
手元にチラシがありました。その写真からです。
2021/11/30