「つつんで、ひらいて」 追記あり [映画]
装丁家 菊地信義のドキュメンタリー
友人が観にいくと聞いて一緒に観にいきました。
いつの頃か忘れたけれど若かりし頃、栃折久美子さんという装丁家の存在を知り、「装丁家」という仕事があることを知りました。
それ以来憧れの仕事です。
絶対になれないとはわかっていましたが。
菊地さんは栃折さんに次いで知った装丁家のように記憶しています。
簡潔な装丁ではあるけれどなにかしらインパクトのある装丁のイメージを持っていました。
最近のお仕事は知らなくてもう引退されているのかと思ってましたが全然そんなことはなかったようです。
映画を観ていても硬い本が多い!
私が手にとらないような本ばかりでした。
映画の中でも「引退」の話をされていて徐々にフェイドアウトできればいいな、とおっしゃってました。
最初の場面。
印刷された文字の紙をくしゃくしゃにしてそれをコピーして文字がかすれているのを確認しておられました。
そういう手法もあるのだなぁ。
帯までが作品なんですね。
確かに書店ではその本の顔として認識します。
印刷工場での印刷過程もサラッと流されて私は興味深かったです。
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追記
以前読んだ本で出版社の話を描いた小説がありました。 そのときのブログはこちらです。☆☆☆
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そして最近読んだ本で紙の商社の話を描いた小説があります。 感想文は書いていませんがこれもまた興味深かったです。
映画に行けなかった友人も午後から参加してのおしゃべりタイム。
あっという間に時間が経ちます。
そうですか、、
本は装丁で包んで、そして開く
なるほどですねヽ(*´▽`*)丿。
購読には影響するかと思いますが、
装丁は装丁自身が作品かなぁ~とおもったり、、
額縁みたいなものかと思ったりしますが(;´∀`)、、
額縁なしで勝負っていうのもありかなぁと。。
by mirro (2020-01-24 22:29)
>装丁は装丁自身が作品かなぁ~
そうですよね。
>額縁なしで勝負っていうのもありかなぁと。。
著者も忸怩たる思いだと思います。
そうえいば古典作品の文庫本の表紙をイマドキにかえたら売れ行きが伸びたという皮肉な?話もありますねぇ・・・。
by つぐみ (2020-01-26 20:25)