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印象派からその先へ [美術]

兵庫県立美術館で開催中です。 


チラシより「山形県を発祥とする、石膏ボードでおなじみの大手建材メーカーによって1970年代より収集され、現代では国内有数の規模を誇るまでに成長した吉野石膏コレクション。この展覧会ではそのうち、19世紀から20世紀にかけて描かれたフランス近代絵画を中心に、モネ、ルノワール、セザンヌ、ピカソ、シャガールといった画家を含む28作家72点の作品を3章にわけて紹介し、印象派の名品とそこから派生していったフランス近代絵画の豊かな流れを、珠玉のコレクションを通じて追っていきます。」





吉野石膏といえば、「ぶらぶら美術館」」のスポンサーの1社でしたね。 なんでスポンサーをしているのか、今回わかりました。(今頃・・・で失礼しました。)

山形県の吉野鉱山を発祥としているようで会社名は地名からきているのですね。人名かと思いました。そして山形県に由来があるために山形美術館に1991年に寄託を始めてそれ以降も追加されていて「吉野コレクション」として公開されているそうです。


前置きが長くなりました。


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有名どころが収集されています。 中にはメアリー・カサットの絵もありました。そして狭い壁面にカサットの隣にドガの絵があり、二点だけの展示で心憎い演出?でした。(2人はなんらかのおつきあいがあったそうです。)そのドガの絵 ↓


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モネの「睡蓮」 なんだか楚々としています。 アンリ・ルソーもありました。

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ヴラマンクの絵も数点ありました。私が認識している画風と少し違っているのもあってこんな絵もあるんだ・・・と思いました。 


ゴッホの「雪原で薪を運ぶ人々」もちょっと意外な感じでした。神戸の前に開催されていた名古屋市美術館のHPに載ってました。☆☆☆


全体的に温和な感じの絵が多かったように思います。山形へ行くことはなさそうだなぁ・・・。でも佐倉市にある川村記念美術館工事中の際の巡回展に訪れたときも行くことはないと思っていたのに2回も訪れましたので何が起こるかわかりませんけれど山形県は遠いなぁ・・・。







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mirro

吉野石膏の石膏像は秀逸でキレがあり魅力がありました。
神戸の震災でモリエールの胸像とビーナスのトルソー等が壊れました。
吉野石膏のものでした。今思い出してもとても残念です。
by mirro (2019-07-03 23:59) 

つぐみ

そうでしたか。石膏像も造っていたのですね。
そういう繋がりもあったとは・・・。
地震の時に壊れてほしくない物が壊れるのは「あるある」みたいです。
残念です。
by つぐみ (2019-07-04 20:45) 

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