「女神のサラダ」 瀧羽麻子 [本]
夜明けのレタス 群馬県昭和村 高樹農場
茄子と珈琲 岡山県備前市・横尾農園
本部長の馬鈴薯 北海道京極町 新美農場
アスパラガスの花束 長崎県諫早市・いさはや農業大学校
レモンの嫁入り 和歌山県広川町・織田果樹園
月夜のチーズ 岩手県葛巻町 森牧場
オリーブの木の下で 香川県小豆島町 高山オリーブ園
トマトの約束 石川県小松市・須知トマトファーム
瀧羽さんの小説は何冊目でしょう?
好きな作家さんの1人です。
全てを読んでいるわけではないけれど新刊が出ると読みたくなる本が多いのですよね。
今回の小説、書名だけを見てお料理小説集かと勝手に思ってましたが違いました。
本の帯で紹介されているのですが~~「滋味深い "お野菜小説" である」吉田伸子(書評家)~~
全国各地の主に農業に携わるいろんな年代の女性の姿を描いています。
農業に従事する男性の話はよくありそうな気がするのですが女性にスポットをあてていてしかも決して裏方ではなくて主体として悩み迷いながらも仕事をする姿が生き生きと描かれています。
時には慣習などの壁にぶち当たりながらもできるところからチャレンジしていく姿に励まされます。
「オリーブの木の下で」
このお話は直接、農家の女性を描いているのではなかったのでしたが思わず涙がこぼれました。
最終章に繋がっていていてシェフが見事に調理しています。
1つの農家の話を1冊にまとめるのではなくて全国各地というのがいいです。
今後それぞれの章の続きがあってもおかしくないです。
家族がテーマ?の映画 2本 [映画]
題名からして亡くなることかな?と思ってましたが「長いお別れ」」とは「認知症」のことを指しているのだそうです。
認知症の壮絶な介護の場面はありません。
キーワードは「帰る」「家族」だと感じました。
父親はしきりに「帰る」事を意識して「帰る」と言います。
どこに帰りたいのか?
家族はその言葉の意図がわからずあちこち連れて行くのですが・・・。
映画に登場する娘たちは「実家に帰る」」と言ってます。
私は今まで「実家に帰る」と表現したことはなかったように思います。
「実家に行く」ですね。
ただアメリカに住んでいたら「日本に帰る。日本の実家に帰る」という言い方はするかと思います。
家族で穏やかに父親を見送る。
理想的です。
原作は未読です。実話を元にした作品だそうです。映画はほんわかとしています。
いろんな言動が伏線として再度登場します。
中野量太さんは「湯を沸かすほどの熱い愛」の監督。
レビューはあんまりよくないのですがこの映画、私は好きです。
松原智恵子さんって若い頃はそんなにお上手じゃないと思っていたのですが長年コンスタントに映画やドラマ出演されていてしかも「天然的」な感じが好感を持つようになりました。
竹内結子さんが出演されていて若くして亡くなってるだけになんだか見ていて辛かったです。
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クリント・イーストウッド 監督主演。
クリント・イーストウッドの映画って「ダーティーハリー」を大昔に見てかっこいいなぁ、と思ったのを覚えています。
何年前なんでしょうか?
撮影時は88才。私としてはギャップが大きすぎて年取ったなぁ、というイメージ。
でもかくしゃくとしていますね。
デイリリーの栽培にのめり込むあまり、家族をないがしろにしてしまい娘からは愛想をつかされてしまいます。
栽培農園も差し押さえになりトラックで妻や娘たちの家に行きますが歓迎されるわけもありません。
孫だけは優しく対応してくれてその婚約パーティーで参加者からあるものを運送する仕事を斡旋されます。
最初は何を運んでいるのかわからなかったのですがあまりにも報酬がいいのでそっと見てみると麻薬だったのです。
得たお金でまずは自分の農場を買い戻します。そして孫の結婚式の費用、退役兵士の交流会館の復活など次々にお金をつぎこんでいきます。
老人であったことやフラフラと寄り道をしたりするので警察の目からは盲点でした。
しかし見つかることは時間の問題。
そんな中、運搬中に妻が危篤であることの電話が入ります。
内容に触れますがよろしければ続きをどうぞ・・・
琥珀糖 [あれやこれや]
おでかけもままならず、下書きにあった記事を載せておきます。 9月に出かけた時のものです。
先日、友人と梅田で会った後、阪急百貨店によりいつも買う阪急ベーカリーの100円のパンを買ったあと、出口に向かっていたらかわいらしいお菓子が目に入りました。
琥珀糖 1個食べちゃいました。
外はカリッとしていて中はゼリー状になっています。 このカリッとした食感が好きです。
自分で作れるそうなんですが作るまでには至りません^^;
「ビリーブ 未来への大逆転」 [映画]
今年9月に亡くなったアメリカのリベラル派の女性法律家ルース・ベンダー・ギンズバーグをモデルにした映画。
最高裁判所判事を27年間務めたそうです。
超難関のハーバード法科大学院に入学したのですがそのときすでに結婚をしていて一児の母だったことに驚きました。
この頃ようやく女性の入学が認められたものの女性はわずか。
夫は理解のある同じく法科の学生。
ところが夫ががんを患い、彼の分も講義に出て彼の勉強の手助けをします。
24時間をどんな風に使ったのか?いったいいつ寝たんでしょう?という感じでまさしくスーパーウーマン!
ある意味常軌を逸してますが実話なんですよね。
年月が経過し、夫の就職先がニューヨークとなり離れ離れになってしまうのでコロンビア大学院への移籍を申し出ます。
もちろん慰留を勧められるだけでなく馬鹿にされるのですが意に介しません。
移籍した大学院で主席で卒業したものの就活をしても全然相手にされず不本意ながら大学の教授となります。
彼女は弁護士になりたかったのになかなか採用されなかったのですが大学で男女平等の講義に力を入れます。
夫からとある男性への介護控除の逆差別の案件を提示され控訴するよう男性に働きかけ弁護を引き受けます。
状勢からみて負けることが確実だったのに逆転で勝訴を勝ち取ります。
私なりにあらすじをかいつまんで書きましたがとても内容を表現できなくて残念です。
機会があれば是非観ていただきたい映画です。
「猫」DISH [音楽]
この曲は今年より以前に聴いたことがあって何か耳に残る曲だなぁ、と思ってました。 そして今年になってから何度か聴くことがあっていい曲だからラジオでかかるのかな?くらいに思ってました。 今年になってアコースティックバージョンで配信リリースされていたのですね。
今年初めて聴いた時に「猫」という題名だとわかり、2回目に聴いた時に「DISH」という歌手?バンド?が歌っているのだと認識しました。 3回目に聴いた時は「DISHの猫」とちゃんと把握して聴いてました。
「猫になったんだよな、君は」というフレーズが耳に残り曲調からして失恋の歌なんだろうと思いましたが「なんで猫になるの?」とひょっとして亡くなったことの比喩?なのだろうかと思ったりしていました。
そんなまま月日が過ぎて・・・
今日、たまたまテレビをつけたら「FNS歌謡祭」を放送していてパソコンをさわりなが聞き流していたら「DISH」が次に登場すると知り、テレビで見られるんだ!と思いながらも聞き流していました。 そしてDISHが登場! え!? DISHって北村匠海君のバンドだったの?! 全然知りませんでした。 歌が上手だったからまさか俳優さんが歌っているとは思いませんでした。
そしてそして 作詞作曲があいみょんさんだと知りました。 あぁ、なんとなくあいみょんさんらしいな、と納得です。 点が少しづつ繋がっていってちょっと驚いたので載せてみました。
馬見丘陵公園 秋から冬へ (11/30) [おでかけ]
コロナ感染が広がる中ですが公園なら密にならないかと思いお散歩に出かけました。
モミジの木もあるけれど群生はしていないのでさほど期待もせずに森林浴を目的に行きました。
皇帝ダリアが満開でした。
別の場所の皇帝ダリア
サザンカが咲き始めています。
ツワブキ
いろんな色のモミジ
こちらは真っ赤なモミジ
ススキが揺れてました。
ラクウショウもすっかり色が変わってました。
コキアを見にいったら・・・
ありゃりゃ。もう次の準備のために撤去されて肥料が置かれてました・・・。
↓ こちらは10月に訪れたときのコキア
花の広場も・・・準備中。
↓こちらは4月に訪れたときの写真です。
端境期ですね。
いいお天気でした。
どこまで続くんでしょう? この階段・・・
それなりに楽しんで来ました。