浅野竹二 版を奏でる [美術]
チラシをみて行ってみたいな、と思いました。初めて知る作家です。
この美術館、時々面白いチラシを作ります。 今回は4種類も製作したようです。 裏側は同じです。
最初は生活のため名所絵版画を制作していたけれど50才の頃に「自由版画」の個展を開きそこから独自のスタイルを確立していったそうです。
名所絵版画の写真はないですが「川瀬巴水」のような細かさはないけれど単純明快さの中に何か惹きつけられるものはありました。
海外にも行っていてその中にメキシコが入っていて版画を見ているとなんとなくそんな雰囲気感じますね。
カチッと版が合ってなくてそれがわざとなのか偶然なのかわかりませんがそこもまた面白いです。多分あえて揃えなかったのかと思ったりします。
30代に赤旗との関係から大阪拘置所に留置されたそうです。苦労人なんでしょう。
コレクション展ということなのでこういう作品群も所蔵されているのですね。
いつもの清々しいお庭。
関係のHPを見ていたら今年の9月から1年半くらい工事のため休館するようです。時々ユニークな展覧会をしているので2年近くの休館は寂しいことです。